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草津町に外壁塗装の補助金はある?「上限140万円」の正体

「草津町で外壁塗装をするのに、町の補助金は使えるのかな?」
「検索したら上限140万円という制度が出てきたけれど、本当だろうか…?」

そう思って調べている方に、先にお答えします。

草津町に、一般の住宅の外壁塗装に使える町の補助金はありません。

そして「上限140万円」「対象工事費の80パーセント」という制度は、滋賀県草津市のものです。群馬県草津町ではありません。検索で「草津」と入れると、滋賀県草津市の情報が混ざって出てきます。

草津町にも「外壁」と「屋根」を対象に含む制度が1つだけあります。街なみ環境整備事業補助金です。ただし、その交付要綱にこう書かれています。

「一般的な塗装の塗り替えや鋼板などによる屋根工事については、修繕と認められる場合においては、補助の対象としない」

塗り替えは、明文で除外されています。期待させる書き方はしません。

この記事では、町の制度を全部確認した結果と、滋賀県草津市との見分け方をお伝えします。そして本題は、補助金がない前提で、草津町という土地で外壁塗装をどう考えるかです。

草津町には、他の土地では問題にならないことが1つあります。硫化水素です。これを知らずに塗ると、数年で錆が浮いてきます。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に、吾妻郡もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。2代目の塗装職人です。

草津町に外壁塗装の補助金はありません

まず、町の制度を全部確認した結果をお伝えします。

一般住宅向けの町の制度は存在しません

草津町のホームページを、くらし・まちづくり・環境・健康福祉のカテゴリまで全部たどりました。

一般の住宅リフォーム補助金、省エネ・断熱改修の補助、太陽光発電の補助、バリアフリー改修の町独自補助。この4つは、どれも制度そのものが存在しません。

高崎市や渋川市、中之条町のような「住宅リフォーム補助金」に当たる制度が、草津町にはありません。環境分野のページを見ても、地球温暖化対策実行計画の掲載があるだけで、設備導入の補助制度はありません。

探し方が悪いのではありません。ないものはありません。

町の住宅関連制度を全部並べました

草津町にある住宅関連の制度は、次のとおりです。

制度名内容外壁塗装
街なみ環境整備事業補助金修景費の3分の2以内・上限200万〜400万円要綱で塗り替えを除外
木造住宅耐震改修補助事業耐震補強工事費の3分の1以内・上限50万円使えない
木造住宅耐震診断者派遣事業診断の派遣(交通費3000円は自己負担)使えない
空家除却費補助事業対象経費の2分の1以内・上限50万円使えない
移住支援金東京圏からの移住・就業者への現金給付使えない

この5つのなかに、塗装を対象にしている制度はありません。

近隣の町村とは事情が違います

吾妻郡の周辺を並べると、草津町の位置がよく分かります。

自治体塗装に使える制度内容
中之条町あり10パーセント・上限30万円
嬬恋村あり20パーセント・上限10万円
長野原町あり20パーセント・上限20万円
東吾妻町あり10パーセント・上限30万円
草津町なし—

吾妻郡のなかで、草津町だけがありません。隣の嬬恋村や長野原町にはあります。

ただし、これらの制度はすべてその町村に住民登録している方が対象です。草津町にお住まいの方が嬬恋村の業者に頼んでも使えません。隣に制度があることは、草津町民にとって直接の意味を持ちません。

要綱に「塗装の塗り替えは対象としない」

唯一「外壁」「屋根」を含む制度について、中身を正確にお伝えします。

街なみ環境整備事業補助金とは

これは温泉街の景観を整えるための制度です。リフォームの補助金ではありません。

区分上限
一般建築物の修景費200万円
景観重要建造物等の修景費400万円
建築設備等の修景費50万円
外構の修景費50万円
建築設計費100万円

補助率は3分の2以内(ただし町の補助に要する費用の2分の1、または事業費の3分の1のいずれか低い額)です。

対象者は「景観まちづくり協定に同意している者で、同協定及び街なみ環境整備方針に適合する修景整備等を実施する者」です。つまり、協定を結んだ区域の建物で、協定に沿った修景をする場合に限られます。

屋根は明文で除外されています

要綱の屋根の項目を、そのまま引用します。

「まちづくり協定で定められた勾配屋根の施工を行う場合で、対象範囲は、屋根全面とし、補助対象経費は、板葺き又は瓦の材料費とその施工費とする。但し、一般的な塗装の塗り替えや鋼板などによる屋根工事については、修繕と認められる場合においては、補助の対象としない。」

「一般的な塗装の塗り替え」は対象としないと、はっきり書かれています。

他の自治体では、「塗装」の語がなくて判断に迷うことがあります。中之条町や片品村はそうです。草津町は逆で、除外することが明記されています。 迷う余地がありません。

外壁は自然素材に限られます

外壁の項目も引用します。

「まちづくり協定で定められた自然素材等を用いて行うものが対象で、補助範囲は、道路に面した壁面とし、補助対象経費は、下地を含む外壁仕上げ材及びその施工費とする。但し、一般的な修繕と認められる場合には補助の対象とならない。」

ここには3つの制約があります。素材はまちづくり協定で定められた自然素材等に限られ、範囲は道路に面した壁面だけ。そして一般的な修繕と認められる場合は対象外です。

自然素材というのは、木や漆喰などを指します。一般的な塗料による塗装は想定されていません。範囲も道路に面した面だけで、北面や裏側は入りません。そして劣化したから塗り替えるという工事は「修繕」なので、除外されます。

つまり、この制度で外壁塗装はできません。 これが結論です。

湯畑周辺で旅館や店舗を持つ方は別です

ただし、この制度がまったく使えないという話ではありません。

対象は景観まちづくり協定の区域内

街なみ環境整備事業補助金の対象区域は、要綱の別図で定められています。

草津町では、湯畑・西の河原・滝下通り・地蔵通り・中央通りの5地区で景観まちづくり協定が締結されています。この区域内の建物が対象です。

一般の住宅地や別荘地は区域外です。お住まいがこの区域にあるかどうかは、未来創造課(0279-88-7193)で確認できます。

旅館や店舗の修景なら対象になります

この制度は「一般建築物」と「景観重要建造物等」を対象にしています。協定区域内の旅館や店舗も対象になり得ます。

ただし、やる工事の中身が変わります。

できることできないこと
木や漆喰を使って外観を温泉街の景観に合わせる劣化した塗膜を塗り替える
協定に沿った勾配屋根を板葺きや瓦で施工するトタン屋根を塗り替える
看板や建築設備を景観に合わせて作り替える鋼板で屋根を葺き替える

「直す」ための制度ではなく、「景観に合わせて作り変える」ための制度です。ここを取り違えると、申請しても通りません。

湯畑周辺で旅館や店舗の外観を本格的に作り変える計画がある方は、未来創造課に相談する価値があります。上限200万円から400万円は大きな金額です。

着工1月前の申請と、維持義務があります

もう2つ、押さえておく条件があります。

1つは申請の時期です。 着工日の1月前までに申請書を提出する必要があります。他の自治体の「着工前」より厳しい条件です。工事の1か月前に書類が揃っていなければなりません。

もう1つは維持義務です。 修景した後、建築物は10年、建築設備と外構は5年、その状態を維持する義務があります。補助を受けて作った外観を、数年で変えることはできません。

なお、令和7年度分は受付が終了しています(令和7年8月6日付のお知らせ)。令和8年度の実施については、町のページに更新がありません。未来創造課(0279-88-7193)への確認が必要です。

検索で出る「草津」は滋賀県かもしれません

ここが、草津町でいちばん注意が必要な点です。

「上限140万円」は滋賀県草津市の制度です

「草津 補助金」で検索すると、こんな制度が上位に出てきます。

「木造住宅耐震改修等事業補助」「上限140万円」「対象工事費の80パーセント」「滋賀県産材を使えば最大20万円加算」。この条件が並んでいるページは、すべて滋賀県草津市の制度です。

群馬県の草津町ではありません。滋賀県の草津市です。

草津という地名は、群馬県吾妻郡草津町と、滋賀県草津市の両方にあります。しかも滋賀県草津市は人口14万人の市で、ウェブ上の情報量が草津町よりはるかに多いのです。だから「草津」で検索すると滋賀県の情報が上位に来ます。

見分け方は「滋賀県産材」

いちばん分かりやすい見分け方があります。

「滋賀県産材」という言葉が出てきたら、それは滋賀県草津市の制度です。

群馬県草津町の制度に、滋賀県産材の加算があるわけがありません。この一語で判別できます。

ほかにも見分け方があります。

確認するところ群馬県草津町滋賀県草津市
自治体コード1042625206
市か町か町市
郡吾妻郡(郡なし)
電話の市外局番0279077
公式サイトtown.kusatsu.gunma.jpcity.kusatsu.lg.jp

自治体コードの先頭2桁が都道府県番号です。群馬県は10、滋賀県は25です。補助金のまとめサイトはこのコードでページを作っているので、URLに25206が入っていたら滋賀県です。

群馬県草津町の耐震改修は上限50万円です

比べてみてください。

項目群馬県草津町滋賀県草津市
耐震改修の補助率3分の1以内80パーセント
上限50万円140万円
加算なし滋賀県産材利用で最大20万円

金額が3倍近く違います。「140万円出る」と思って町に電話すると、「それは滋賀県草津市の制度です」と言われます。

事業者向け補助金を混ぜているサイトもあります

もう1つ注意点があります。

補助金のまとめサイトで「群馬県草津町の補助金」として45件を並べているページがあります。中身を見ると、事業承継・M&A補助金、脱炭素事業、DX推進、事業再構築補助金など、国の事業者向け補助金です。

草津町の制度ではありません。そして外壁塗装に使えるものは1件もありません。

迷ったら町に電話してください

どのページが正しいのか、自分で突き合わせる必要はありません。

土木課 0279-88-7184(耐震・空家) 未来創造課 0279-88-7193(街なみ環境整備・移住)

「住宅の外壁塗装に使える町の補助金はありますか」と聞けば、1分で答えが出ます。

今年度の受付が終わっている制度

塗装には使えませんが、町の制度の状況を整理しておきます。

耐震改修と空家除却は9月末が期限

制度内容申請期限
木造住宅耐震改修補助事業3分の1以内・上限50万円9月末日
空家除却費補助事業2分の1以内・上限50万円9月末日
木造住宅耐震診断者派遣事業診断の派遣10月末

耐震改修と空家除却は、申請期限が9月末日です。年度末ではありません。

耐震改修の対象者は、対象住宅の所有者または居住者(住民登録者)で、町税等を滞納していない方です。空家除却は、建設業法の許可を受けた業者(土木工事業・建設工事業・解体工事業・大工工事業)による工事が条件になります。

なお、これらのページの最終更新が令和5年3月と古いままです。今年度の実施状況は土木課(0279-88-7184)で確認してください。

耐震診断は交通費と図面代がかかります

木造住宅耐震診断者派遣事業は、診断そのものは無料ですが、交通費3000円は自己負担です。図面がない場合は作成料1万円がかかります。

草津町は標高が高く、診断者が訪れる距離も長くなります。それでも1万3000円で耐震診断が受けられるのは安いほうです。

来年度は4月からです

いずれの制度も、来年度は4月から募集が始まる見込みです。

耐震改修を考えている方は、9月末という期限を覚えておいてください。 他の自治体より早く締まります。年度末まで余裕があるつもりでいると外します。

硫化水素が金属を食べていきます

ここから本題に入ります。草津町で外壁塗装を考えるとき、いちばん大事な話です。

草津の空気には硫化水素が含まれています

草津温泉は、pH2前後という強い酸性の硫黄泉です。日本でも指折りの泉質です。

そして湯畑や温泉の周辺では、硫化水素が空気中に出ています。あの独特の匂いの元です。町では場所によって注意喚起がされていますし、白根山の周辺には立入規制のある場所もあります。

これは観光の魅力でもありますが、建物にとっては別の話です。

いちばん先に逝くのは金属です

硫化水素は、金属を腐食させます。しかも速いのです。

金属起こること
鉄(トタン、鉄部、釘、ビス)錆の進行が速い
銅(銅板、銅の雨樋、水道管)黒く変色し、やがて穴があく
真鍮・ブロンズの金物黒ずむ
亜鉛メッキ(ガルバリウム含む)メッキ層の寿命が短くなる
アルミサッシ酸性の湯けむりで白く粉を吹く

草津町で建物を見ていると、金属の部分だけが明らかに傷んでいる家があります。外壁のモルタルやサイディングはまだ生きているのに、雨樋の金具が錆で落ちている、水切りに穴があいている、換気フードが朽ちている。こういう状態です。

平地の家では、外壁の塗膜が先に寿命を迎えます。草津町では金属が先です。傷みの順番が逆転します。

屋根材メーカーの保証条件を見てください

これは知っておいたほうがいい話です。

屋根材や外装材のメーカーは、製品に保証を付けています。ところが保証条件を読むと、温泉地や硫黄の影響を受ける地域が除外されていることがあります。

ガルバリウム鋼板のような金属屋根材は、平地なら長持ちします。でも草津町では、メーカーが想定している環境の外にあります。

確認すべきことは3つです。使う予定の材料の保証条件に温泉地・硫黄地帯の除外があるか。除外されている場合、実際の耐用年数はどう考えるか。そして保証が効かない前提で、どんな工程を組むか。

業者に「この材料の保証条件に、温泉地の除外は入っていますか」と聞いてください。答えられない業者は、草津町での施工経験が薄い可能性があります。

錆が出てから塗っても止まりません

硫化水素で錆びた鉄部に、上から塗料を乗せても止まりません。

錆は表面だけではなく、金属の内部に入り込んでいます。上から塗ると一時的にきれいになりますが、下から錆が進んで数年で塗膜が浮きます。ぶくぶくと膨らんで、剥がれます。

錆を落としてから塗らなければ意味がありません。 この工程をケレンと言います。次の章で詳しくお伝えします。

草津町の外壁で先に傷むのは金物です

草津町でご自分の家を見るときに、どこを見ればいいかをお伝えします。

まず金物から見てください

外壁の広い面より先に、金属の部分を見てください。

見る場所確認すること
雨樋の金具錆びていないか、垂れていないか
水切り(外壁の下の金属)穴があいていないか、変形していないか
破風板・鼻隠しの板金錆が浮いていないか
換気フード・換気口朽ちていないか
屋根の棟板金釘が浮いていないか、錆びていないか
雨戸・戸袋表面に錆が出ていないか
ベランダの手すり付け根が錆びていないか
サッシ白い粉を吹いていないか

このなかで、雨樋の金具と水切りは特に見てください。地上から見えます。

雨樋の金具が錆で落ちると、雨樋が垂れます。垂れた雨樋は水をこぼします。こぼれた水が外壁の同じ場所に当たり続けると、そこから塗膜が傷みます。つまり、金物の傷みが外壁の傷みを連れてきます。

標高1100メートルの凍害もあります

草津町の市街地は、標高1100メートルから1200メートルです。群馬県内でもっとも高いところにある生活圏の1つです。

真冬はマイナス15度を下回る朝があります。積雪も1メートル前後積もります。

だから凍害も起きます。外壁に染み込んだ水が凍って膨張し、塗膜を内側から押し上げる。これが冬のあいだ繰り返されます。

塗膜がふくれていたら内部に水が入っています。表面がぽろぽろ剥がれていたら、モルタルの表層が壊れています。北面だけ傷みが激しいのは、日が当たらず融けきらないからです。

草津町は、硫化水素と凍害の両方がある土地です。 これは群馬県内でも草津町だけの条件です。金属は硫化水素で腐食し、外壁は凍害で傷む。どちらも進みます。

傷み方の順番

まとめると、草津町ではこういう順番で傷みます。

順番傷む場所
1金物(雨樋金具、水切り、板金、換気フード)
2鉄部の塗膜(雨戸、手すり、鉄骨階段)
3北面の外壁(凍害)
4南面・西面の外壁(紫外線による色あせ)

だから草津町では、「外壁の色があせてきたから塗ろう」では遅いことがあります。色があせるより先に、金物が逝っているのです。

塗料のグレードより工程で決まります

草津町での塗装は、何を塗るかより、どう塗るかで持ちが変わります。

鉄部はケレンと錆止めで決まります

草津町でいちばん手をかけるべきなのが、鉄部の下地処理です。

まずケレンで錆と古い塗膜を工具で落とし、次に錆止めを塗って錆の進行を止め、それから中塗り・上塗りで仕上げます。

このケレンを省く業者がいます。錆の上から塗料を乗せれば、その日はきれいに見えるからです。問題は数年後に出ます。

見積書に「ケレン」と「錆止め」が別項目で入っているか確認してください。 「鉄部塗装 一式」とだけ書かれている場合、何をやるのか分かりません。

錆止めは、1回塗りか2回塗りかで差が出ます。草津町のような環境では、2回塗っておく価値があります。 これは聞いてみてください。

外壁本体より付帯部に金をかける

これが草津町での考え方です。

一般的な外壁塗装の見積書では、金額の大部分が外壁の広い面に使われます。付帯部(雨樋、破風、軒天、水切り、雨戸)は、全体の1割から2割です。

草津町では、ここの比重を変える価値があります。外壁はグレードを1段下げてでも凍害対策の下地処理を優先する。そのぶんを付帯部の鉄部に回して、ケレンを丁寧にやり錆止めを2回入れる。そして錆びた水切りや雨樋金具は、塗らずに交換する。

錆で穴があいた金物は、塗っても直りません。 交換が必要です。塗装工事の見積もりに板金の交換が入っていないと、数年後にもう一度足場を組むことになります。

傷んだ金物は塗らずに替える判断

ここは業者に判断してもらうところです。

金物の状態対応
表面に錆が浮いているケレン+錆止めで止まる
錆が厚く、浮いて剥がれるケレンでは落としきれない。交換を検討
穴があいている交換
変形している交換

交換には費用がかかります。でも、足場があるうちにやるほうが安いです。足場代は15万円から25万円で、別の年にやれば2回払うことになります。

高いグレードより工程の回数

塗料にはグレードがあります。ウレタン、シリコン、ラジカル制御型、フッ素。耐用年数は8年から20年まで幅があります。

ただし、これはメーカーが標準的な環境で試験した数字です。草津町は標準的な環境ではありません。 硫化水素と凍害がある土地では、どのグレードでも短くなります。

平地では「高いグレードを選んで長くもたせる」「塗料代に予算を使う」という考え方が通ります。草津町では「下地処理と工程をしっかりやる」「手間に予算を使う」のほうが実際に合います。

同じ金額を使うなら、フッ素を薄く1回塗るより、シリコンを規定の回数きちんと塗って、鉄部の錆止めを2回入れるほうが持ちます。 草津町ではこちらを選んだほうが後悔が少ないです。

工事費を下げる現実的な方法

補助金がない前提で、工事費をどう抑えるかをお伝えします。

業者を自由に選べます

草津町には塗装向けの補助金がないので、業者の所在地を気にする必要がありません。 これは悪い面だけではありません。

嬬恋村や長野原町の制度を使う方は、村内・町内の業者から選ぶしかありません。選択肢が限られるので金額が下がりにくくなります。

草津町の方は、町内の業者でも町外の業者でも制約を受けません。2社か3社に、同じ条件で見積もってもらえます。

そのとき突き合わせるのは、合計金額ではなく中身のほうです。

確認する項目見るところ
鉄部のケレン別項目で入っているか
錆止め何回塗るか書いてあるか
金物の交換傷んだ部分の交換が入っているか
塗る回数下塗り・中塗り・上塗りの3回が入っているか
塗料の商品名具体的な商品名が書いてあるか
温泉地での施工実績草津町や万座での施工経験があるか

最後の1つを必ず聞いてください。 草津町での施工経験がある業者は、硫化水素の話が通じます。通じない業者は、平地と同じ工程を組んできます。

外壁と屋根をまとめる

足場代は15万円から25万円です。外壁のときと屋根のときで別々に請求されます。

草津町では、屋根の板金が先に傷むことがあります。外壁がまだもつのに、屋根と板金に手を入れなければならない。この順番になりやすい土地です。

外壁・屋根・板金の交換を同時にやれば足場代は1回分です。別々にやれば2回分、3回分になります。

金物の交換が必要な家ほど、まとめる価値が大きくなります。 板金の交換だけで足場を組んで、3年後に外壁塗装でまた組む。これは避けたいところです。

中間マージンのない業者に頼む

外壁塗装では、窓口になった会社が仕事を取り、現場は下請けの職人が入るという形が珍しくありません。このとき窓口の会社の利益が工事費に積まれます。工事費の2割から4割です。

草津町は観光地なので、大手のリフォーム会社が営業に来ることがあります。同じ職人が同じ工程をやっても、どこを通したかで総額が変わります。

旅館・ペンションの工期をどう組むか

草津町には旅館、ホテル、ペンションが多くあります。経営されている方向けの話です。

繁忙期と塗れる時期が重なります

草津町で外壁を塗れる時期は限られています。標高1100メートルを超えるので、気温が5度を下回る時期は塗れません。

時期町の様子塗装
12月〜3月冬の観光シーズン。宿は繁忙期塗れない
4月〜5月上旬雪解け。閑散期まだ厳しい
5月中旬〜6月新緑。比較的落ち着く塗れる
7月〜8月夏の避暑シーズン塗れる
9月〜10月中旬紅葉シーズン塗れる
10月下旬〜11月閑散期厳しくなる

塗れるのは5月中旬から10月中旬、およそ5か月です。そしてこの期間は、ほぼ全部が観光シーズンです。

冬の閑散期は塗れません。これが草津町の難しさです。

狙いやすいのは5月中旬から6月

旅館やペンションにとって、5月中旬から6月がいちばん組みやすい時期です。

ゴールデンウィークが終わって、夏のシーズンが始まる前の谷間です。気温も上がってきています。

ここを狙うなら、冬のうちに業者を決めておく必要があります。 雪が解けてから探し始めると、6月には入れません。

営業しながらの工事

営業を止めずに工事をする場合、押さえることがあります。

項目内容
足場の組み方玄関と駐車場の動線を確保する
高圧洗浄の時間帯音が出るので時間を決める
塗料の匂い水性塗料を選ぶ、換気の計画を立てる
工程の分割面ごとに分けて、客室側を避ける日を作る
看板・暖簾の養生事前に外すか、養生の範囲を決める

塗料の匂いは、宿泊業では大きな問題になります。 溶剤系の塗料は匂いが強く、客室に入ります。水性塗料なら匂いは抑えられますが、鉄部の錆止めは溶剤系のほうが性能が出ることもあります。

ここは工程の組み方で調整できます。鉄部は宿泊客のいない日に回す、面を分けて進める。打ち合わせの段階で相談してください。

よくあるご質問

本当に草津町には何もないのですか

住宅の外壁塗装に使える町の補助金はありません。町のホームページを全カテゴリ確認した結果です。

唯一「外壁」「屋根」を含む街なみ環境整備事業補助金は、要綱で「一般的な塗装の塗り替え」を明文で除外しています。これは解釈の余地がありません。

国の制度は使えませんか

国の住宅省エネ関連の事業は、断熱改修や高効率設備が対象です。開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、高効率給湯器の導入などです。

外壁を塗り替えるだけでは対象になりません。 遮熱塗料を塗った場合も、この事業が求める断熱性能の基準を満たすものではありません。

草津町の建物で窓の断熱改修をするなら、国の制度を検討する価値はあります。ただ、それは塗装とは別の工事です。

「上限140万円」のページを見たのですが

それは滋賀県草津市の制度です。群馬県草津町ではありません。

見分け方は「滋賀県産材」という言葉です。これが出てきたら滋賀県です。URLに自治体コード25206が入っている場合も滋賀県です。群馬県草津町は10426です。

群馬県草津町の耐震改修補助は、3分の1以内・上限50万円です。

業者を選ぶときに何を聞けばいいですか

「草津町や温泉地での施工経験はありますか」と聞いてください。

これに具体的に答えられる業者は、硫化水素の話が通じます。鉄部のケレンと錆止めの重要性を分かっています。

経験がない業者は、平地と同じ工程で見積もりを出してきます。それで数年後に錆が浮いてきます。

あわせて、「使う材料の保証条件に、温泉地の除外は入っていますか」も聞いてみてください。

まとめ

結論をおさらい

項目内容
住宅の外壁塗装に使える町の補助金なし
街なみ環境整備事業補助金要綱で「一般的な塗装の塗り替え」を除外
木造住宅耐震改修補助事業3分の1以内・上限50万円(申請期限9月末日)
空家除却費補助事業2分の1以内・上限50万円(申請期限9月末日)
「上限140万円」滋賀県草津市の制度
窓口土木課 0279-88-7184/未来創造課 0279-88-7193

草津町で外壁塗装をするときに押さえること

1つ目は、金物から見ることです。 草津町では硫化水素で金属が先に傷みます。外壁の色があせるより早く、雨樋の金具や水切り、板金が逝きます。地上から見える雨樋の金具を、まず確認してください。

2つ目は、塗料のグレードより工程だということです。 高い塗料を薄く塗るより、鉄部のケレンを丁寧にやって錆止めを2回入れるほうが持ちます。見積書に「ケレン」「錆止め」が別項目で入っているかを見てください。

3つ目は、業者に温泉地での施工経験を聞くことです。 硫化水素の話が通じる業者かどうかで、組んでくる工程が変わります。

まずは雨樋の金具を見てください

今日できることがあります。

外へ出て、雨樋を支えている金具を見てください。壁に打ち込まれている金物です。

錆が浮いていませんか。垂れていませんか。片側だけ下がっていませんか。

ここが錆びている家は、他の金物も同じように進んでいます。そして雨樋が垂れると水をこぼし、こぼれた水が外壁の同じ場所を傷めていきます。

ただ、錆がケレンで止まる段階なのか、交換が必要な段階なのかは、触らないと分かりません。屋根の棟板金や、換気フードの奥がどうなっているかも、上がって見ないと判断できません。

とはいえ、業者に連絡するのは気が重いと思います。一度呼んだら断りづらくなるんじゃないか。まだ何も決めていないのに話が進んでしまうんじゃないか。そう身構えてしまうのは、当然のことです。

うちには営業マンが1人もいません。伺うのは、実際に塗る職人です。その場で契約を迫ることはありません。

見たうえで「外壁はまだもちます。板金だけ先に直しましょう」とお伝えすることもあります。逆に「今まとめてやったほうが安く済みます」とお伝えすることもあります。錆がどこまで入っているか、交換が必要な金物はどれか。梯子をかけて手で触って、そこで分かることをお伝えするのが仕事です。

外壁診断もお見積りも無料です。

まずは、家を見せてください。判断は、そのあとで大丈夫です。

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