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下仁田町の外壁塗装に補助金はある?使える制度と費用を抑える方法

「下仁田町で外壁塗装をしたいけど、使える補助金はないのかな?」

そう思って調べている方に、先にお答えします。

下仁田町には、今住んでいる持ち家の外壁塗装に使える町の補助金はありません。

ただし、空き家バンクの物件を取得した方には、補助率2分の1・上限100万円という制度があります。 群馬県内でも最上位クラスの手厚さです。

つまり、自分がどちらに当てはまるかで、話がまったく変わります。

そして、持ち家の方に知っておいてほしいことがあります。

下仁田は西上州の山あいにあり、冬の冷え込みが厳しい土地です。外壁に入った水分が凍って膨らみ、塗膜や外壁材を内側から壊す「凍害」が起きやすい。 平野部の家より、放置したときの傷み方が早いんです。

補助金がないからと先延ばしにして、塗装だけでは済まなくなる。これが一番お金のかかる失敗です。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に、下仁田町もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。二代目の塗装職人で、うちには営業マンが一人もいません。診断も見積りも無料ですので、まだ待てるのか、待てないのかだけでも確かめてみてください。

この記事では、町の制度の中身と、補助金がなくても費用を抑える方法をお伝えします。

下仁田町で外壁塗装に使える補助金はあるのか

まず、事実関係をはっきりさせます。ここが曖昧なまま業者と話を進めると、あとで話が食い違います。

一般の持ち家向けの制度はありません

下仁田町には、「住宅リフォーム助成」にあたる一般的な制度がありません。

高崎市には工事費の30パーセント・上限20万円の住環境改善助成事業があり、甘楽町には10パーセント(子育て世帯は20パーセント)の住宅リフォーム促進事業があります。渋川市には省エネリフォームへの補助があります。

ですが下仁田町は、その枠組みを持っていません。

昔から町に住んでいて、そろそろ外壁を塗り替えたい。この場合に使える町の補助金は、現時点でないということです。

がっかりさせてしまって申し訳ないのですが、事実として先にお伝えしておきます。

使えるのは空き家を取得した方向けの制度

一方で、町が力を入れているのが空き家の活用です。

下仁田町空き家バンク制度に登録されている物件を改修する場合、補助対象経費の2分の1以内、上限100万円が補助されます。

補助率2分の1で上限100万円というのは、群馬県内でも突出した水準です。玉村町の空き家リフォーム補助金が上限80万円、藤岡市が最大60万円ですから、それを上回ります。

中古住宅を買って下仁田に移り住む方には、かなり大きな制度です。

制度は年度ごとに変わります

町の制度は、年度によって内容や実施状況が変わります。新設されることもあれば、条件が変わることもあります。

確実なのは、町に直接聞くことです。

問い合わせ先内容
下仁田町役場電話 0274-82-2111(代表)
所在地甘楽郡下仁田町大字下仁田682
空き家改修の担当企画財政課
耐震改修の担当建設関係部署

「外壁塗装に使える補助金はありますか」と一言聞けば済みます。ネットの情報を何時間も探すより、この電話一本のほうが確実です。

空き家等改修支援は上限100万円

ここからは、空き家を取得した方、これから取得する方に向けた話です。

補助率2分の1、上限100万円

補助金の額は、補助対象経費の2分の1以内。1件あたりの補助金は100万円が限度額です。

近隣の自治体と比べてみます。

自治体制度補助率と上限
下仁田町空き家等改修支援2分の1・上限100万円
玉村町空き家リフォーム補助金2分の1・上限80万円
藤岡市空き家リフォーム補助金2分の1・最大60万円
高崎市住環境改善助成事業30パーセント・上限20万円

上限100万円ということは、工事費200万円分まで半額になる計算です。

外壁塗装は相場が50万円から150万円なので、塗装だけで上限に届くことはまずありません。水回りや内装とまとめて申請すれば、枠を活かせます。

対象は空き家バンク登録物件

対象になるのは、下仁田町空き家バンク制度に登録されている物件です。

一般の不動産市場で買った中古住宅は、この条件を満たしません。

これから空き家を探す方は、まず町の空き家バンクを見てください。同じ家を買うにしても、バンク経由かどうかで100万円の差が出る可能性があります。

定住・起業・二地域居住の三つの入口

この制度が面白いのは、対象者の入口が三つあることです。

区分条件
定住今後5年以上、下仁田町へ住民登録し、かつ生活の本拠となる見込みのある方
起業今後5年以上、下仁田町で事業を継続しようとする方
二地域居住今後5年以上、下仁田町を拠点として活動することを誓約し、賃貸借契約または住宅購入をする方

空き店舗を活用して仕事を始める方も対象になります。

そして二地域居住が入っているのが特徴です。完全に移住しなくても、下仁田を拠点のひとつとして使う方であれば対象になり得ます。

近年は二拠点生活を考える方が増えていますが、そこまでカバーしている自治体はそう多くありません。

空き家改修支援の条件を確認する

手厚い制度だけに、条件は細かく定められています。

5年以上という約束が前提です

三つの区分すべてに「今後5年以上」という条件が入っています。

定住なら5年以上の住民登録と生活の本拠。起業なら5年以上の事業継続。二地域居住なら5年以上の活動の誓約です。

町としては、直してすぐ出ていかれては制度の意味がありません。だからこの縛りがあります。

短期間で転売や転居を考えている方には向かない制度だということです。

3親等以内の親族間は対象外

見落とされやすい、しかし重要な条件があります。

  • 申請者は空き家等の所有者の3親等以内の親族でないこと
  • 申請者が空き家等の所有者である場合、3親等以内の親族への売買、譲渡、賃貸を目的としたものでないこと

つまり、親や兄弟、おじ・おばから買った、借りた、譲り受けた。こうした場合は対象外です。

空き家の流通を促すのが目的の制度なので、身内での移転は「流通」とみなされない、ということだと思います。

業者は町内に事務所・事業所を有すること

工事を頼む業者にも条件があります。

事業の施工業者は、町内に事務所、事業所を有する法人、個人事業者に限る。

「下仁田でも工事してますよ」という言い方をする業者は多いですが、大事なのは施工エリアではありません。町内に事務所や事業所を構えているかどうかです。

見積もりを取る段階で、はっきり聞いてください。

「御社は下仁田町内に事務所か事業所がありますか。空き家等改修支援の対象業者になりますか」

この一言を確認するだけで済みます。判断に迷う場合は、企画財政課に聞けば教えてもらえます。

そして、補助金の交付は同一物件に対して1回限り、また同一申請者に対して1回限りです。どの工事に使うかは、慎重に選んでください。

空き家以外で使える町の制度

持ち家にお住まいの方向けに、町が実施している住宅関連の制度も整理しておきます。

木造住宅耐震改修事業

地震による木造住宅の倒壊を防ぐため、町内の木造住宅の耐震改修工事費の一部が補助されます。

項目内容
対象町の木造住宅耐震診断者派遣事業で「耐震性不足」と診断された家屋の所有者
条件町税等の滞納がないこと
補助額耐震補強設計費または耐震補強工事費・工事監理費の2分の1、上限100万円

上限100万円と手厚い制度ですが、外壁塗装そのものは対象になりません。 耐震補強設計、工事監理、耐震補強工事が対象です。

築年数の古いお宅で耐震改修を考えているなら、まず町の耐震診断者派遣事業を受けるところから始まります。

家づくり支援事業は新築向けです

町には「家づくり支援事業」という制度もあります。

県産木材の需要拡大を図るため、「ぐんま優良木材」を使用した住宅を新築する方に補助金が交付されるものです。

構造材の60パーセント以上にぐんま優良木材を使った木造一戸建てで、延べ床面積80平方メートル以上280平方メートル未満といった条件があります。

新築が対象なので、塗り替えには使えません。

塗装単体で使える制度はありません

整理すると、下仁田町で外壁塗装に関わる可能性があるのは、空き家等改修支援だけです。

持ち家の塗り替えに使える制度は、現時点でありません。

「下仁田町でも補助金が使える」という記事に注意

検索していると、「下仁田町の外壁塗装助成金」というタイトルの記事がいくつも出てきます。そこに書かれている内容には、注意が必要です。

国の制度を町の制度のように紹介している

よくあるのが、国の制度である「みらいエコ住宅2026事業」を、まるで下仁田町独自の制度であるかのように紹介しているケースです。

これは全国どこでも使える国の制度です。下仁田町だから使える、という話ではありません。

「上限100万円」といった数字だけが大きく出ていることもありますが、条件を読み込むと、一般的な外壁塗装では使えないことが分かります。

一般的な塗装は国の制度でも対象外

この制度で対象になるのは、窓の断熱改修、高効率給湯器、断熱材の設置といった工事です。

そして、対象になるのは事務局に登録された建材・設備を使った工事に限られます。

一般的な外壁塗装は、この登録建材を使う工事にあたりません。「遮熱塗料を塗れば国の補助金が出る」という説明も見かけますが、塗料単体で対象になる制度ではありません。

省エネ改修促進税制による所得税の控除も、窓の断熱改修が必須要件になっているのが基本です。外壁塗装だけでは対象になりません。

私が現場で困るのが、こういう情報なんです。「ネットで補助金が出ると書いてありました」とおっしゃるお客様に、「下仁田町にはその制度がないんです」とお伝えするのは、正直つらい。

火災保険が使えるケースと使えないケース

補助金以外で費用を抑えられる可能性があるのが、火災保険です。ただし、ここは誤解とトラブルが非常に多い分野なので、慎重にお伝えします。

自然災害が原因なら対象になる可能性がある

火災保険の風災・雹災・雪災の補償は、火事以外の自然災害による建物の損傷もカバーしています。

  • 台風の強風で飛んできた物が当たり、外壁が破損した
  • 雹が降って外壁や雨樋が傷ついた
  • 強風で屋根材や板金がめくれた
  • 雪の重みで雨樋が変形した

下仁田は山あいの町で、冬は積雪もあります。雪による雨樋の被害は、実際によく見かけます。

心当たりがある方は、一度確認する価値があります。

経年劣化は対象になりません

一方で、年月とともに進んだ色あせ、チョーキング、細かいひび割れ。こうした経年劣化は、原則として対象外です。

そして、ここが一番お伝えしたいところです。

「火災保険を使えば自己負担ゼロで塗装できます」と勧めてくる業者には、慎重になってください。

経年劣化を災害によるものとして申請すれば、それは保険金の不正請求です。業者に勧められたとしても、責任を負うのは契約者本人です。

使えるかどうかは、業者の判断ではなく、加入している保険会社に直接確認してください。

補助金がなくても総額を下げる四つの方法

ここからが、持ち家にお住まいの方にとっての本題です。

下仁田町に一般向けの補助金がないのは事実です。でも、工事の進め方によって、補助金の額を上回る差が出ます。

外壁と屋根をまとめる

これが一番大きいです。

外壁も屋根も、足場を組まないと工事ができません。戸建て一棟の足場代は、一般的に15万円から25万円程度かかります。

外壁を塗った三年後に屋根を塗るとなると、この足場代をもう一度払うことになります。

屋根の状態が「あと数年で塗り替え時期」なのであれば、一緒にやったほうが総額は確実に下がります。他の自治体の補助金の上限額より、大きい差です。

逆に、屋根がまだ十分もつのなら、無理に勧めることはしません。うちには営業マンがいないので、工事を増やす動機がないんです。

二社か三社から見積りを取って比べる

同じ家、同じ工事内容でも、業者によって数十万円の差が出ます。

補助金の有無より、この差のほうが大きい。これは断言できます。

二社から三社が現実的だと思います。多すぎると比較そのものが負担になりますし、対応する時間も取られます。

中間マージンのかからない業者を選ぶ

塗装業界には、契約だけを取って実際の工事は下請けに出す会社があります。

その場合、工事の原価に元請けの利益が上乗せされます。何割乗るかは会社によりますが、決して小さい額ではありません。

自社の職人が直接施工する会社であれば、この上乗せがありません。

見積りを取るときに「工事は自社の職人さんがやりますか、それとも協力会社ですか」と聞いてみてください。答え方で分かります。

手遅れになる前に塗る

これが、下仁田では特に効く方法です。

後ほど詳しく書きますが、この土地は塗膜が切れたあとの傷み方が早い。塗装だけで済むうちに手を入れれば、数十万円の差になります。

補助金がないからと待つのは、金額の面でも合理的ではありません。

見積書は金額ではなく工程を見る

相見積もりを取ったら、金額を横に並べたくなります。でも、そこから見てほしいのは総額ではありません。

総額より先に見るべき七つの項目

工程です。

  • 下地処理の内容が書かれているか(高圧洗浄だけで済ませていないか)
  • 何回塗るのか(下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本)
  • 使う塗料の商品名と、必要な缶数が書かれているか
  • コーキングは打ち替えか、増し打ちか
  • 付帯部(雨樋、破風、軒天など)が含まれているか
  • 足場の設置と解体が項目として入っているか
  • 塗る面積(平米数)の根拠が書かれているか

安い見積書は、たいていこのどこかが抜けています。抜いているのではなく、書いていないだけのこともあります。だから聞いてください。

「一式」でまとめられた見積書に注意

「外壁塗装工事 一式 980,000円」

この一行だけの見積書では、何をしてもらえるのかが分かりません。比較のしようもありません。

内訳が書けない業者は、そもそも工事の中身を説明できない業者です。

私が他社さんの見積書を見せてもらうとき、最初に見るのがここです。項目が分かれているかどうかで、その会社の姿勢がだいたい分かります。

山あいの家は下地処理の中身がものを言う

下仁田のような冷え込みの厳しい土地では、下地処理の丁寧さが仕上がりの寿命を左右します。

ひび割れを埋めずに塗る、洗浄が不十分なまま塗る。平野部なら数年もつかもしれませんが、凍結融解を繰り返す環境では、もっと早く剥がれます。

見積書に「下地補修」「ひび割れ処理」「コーキング打ち替え」といった項目が入っているか。ここは必ず確認してください。

下仁田の気候と、塗り替えどきの見極め方

ここからは本業の話です。補助金の有無より、この土地では塗り替えの時期を間違えないことのほうが、金額への影響が大きい。その理由をお伝えします。

冬の冷え込みが「凍害」を招きます

下仁田町は、西上州の山あいにあります。荒船山や妙義の山並みに囲まれ、標高も平野部よりずっと高い。

この土地で外壁に起きるのが、凍害です。

外壁のひび割れや劣化した塗膜から、雨水がしみ込みます。それが夜間に凍ると、水は膨張します。朝になって溶けると、また縮む。

これを毎日のように繰り返すと、内側から外壁材や塗膜が押し広げられていきます。

症状としては、塗膜の浮きや剥がれ、外壁表面のぼろぼろとした崩れ(爆裂)として出てきます。モルタルやコンクリート系の外壁材で起きやすい現象です。

平野部の家なら「あと数年もつ」状態でも、この土地では一冬で一気に進むことがあります。

だから私は、カタログの「耐用年数15年」という数字をそのまま信じません。あれは標準的な条件での数値です。

塗り替えのサインは触れば分かる

「うちはまだ大丈夫か」を判断する目安を挙げます。

症状意味するところ
チョーキング(手で触ると白い粉がつく)塗膜の樹脂が劣化している。塗り替え検討の目安
色あせ・つやの消失紫外線による劣化が進んでいる
ひび割れ(クラック)冬に水が入る入口になる。この土地では特に要注意
コーキングの切れ・肉やせ目地から雨水が入るおそれ。塗装より先に処置が必要
塗膜の膨れ・剥がれすでに水が回っている可能性。早めの診断を
外壁表面のぼろぼろとした崩れ凍害が進んでいる可能性。塗装だけでは済まないことも
北面のコケ・藻湿気がこもっている。洗浄と下地処理が重要になる

一番簡単なのは、外壁を手のひらでなでてみることです。白い粉がつくようなら、塗膜が役目を終えかけています。

そして下仁田では、ひび割れを見つけたら早めに対処してください。 平野部なら様子を見られる細いひび割れでも、冬に水が入れば凍害の起点になります。

先延ばしが一番お金のかかる選択になる

補助金がないと分かると、「じゃあ、もう少し待とうか」と考える方がいます。気持ちはよく分かります。

ただ、凍害が進んで外壁材そのものが崩れてしまうと、塗装では直せません。張り替えや大がかりな下地補修が必要になります。

塗装なら100万円で済んだものが、張り替えになれば200万円を超えることもあります。

補助金を待つあいだに、その何倍も失う。これが一番避けたい結末です。

だから順番としては、まず家の状態を知ることです。「まだ数年もつ」と分かれば、落ち着いて考えればいい。「もう限界だ」と分かれば、補助金とは切り離して動いたほうがいい。

業者選びで確認しておきたいこと

下仁田町には、一般の持ち家に対する業者の所在地の縛りがありません。だからこそ、純粋に工事の中身で選べます。

診断の中身が具体的かどうか

見積りに来た人が、四面すべてを見ているか。屋根まで確認しているか。写真を撮っているか。

遠目に見て「そろそろ塗り時ですね」で終わる診断は、根拠がありません。

うちが診断に伺うときは、四面を見て、どこがどれくらい傷んでいるかを写真つきの報告書にしてお渡ししています。あとから見返せる形で残さないと、他社さんと比較のしようがないからです。

保証と保険の裏づけがあるか

工事のあと、何かあったときにどうしてくれるのか。ここは書面で確認してください。

  • 保証は何年か、何が対象で何が対象外か
  • 書面で出してもらえるか
  • リフォームかし保険に加入しているか
  • 工事中の事故に備えた賠償保険に入っているか

口約束ではなく、書面かどうか。ここが分かれ目です。

山間部での施工に慣れているか

これは下仁田ならではの視点です。

冷え込みが厳しい土地では、施工時期と乾燥時間の管理が仕上がりを左右します。気温が低いと塗料が乾きにくく、無理に工程を進めると密着不良を起こします。

「冬でも問題なく塗れます」と言い切る業者より、「この時期はここに気をつけます」と説明できる業者のほうが信用できると思います。

よくあるご質問

補助金について

Q. 下仁田町に外壁塗装の補助金はありますか

今住んでいる持ち家の塗り替えに使える町の補助金はありません。空き家バンク登録物件を取得して改修する場合は、補助対象経費の2分の1・上限100万円の制度があります。

Q. 空き家改修支援で外壁塗装は対象になりますか

改修に要する経費が対象とされているため、含まれる可能性があります。ただし細かい対象工事の一覧は公開されていないため、申請前に企画財政課へご確認ください。

Q. 親から譲り受けた空き家でも使えますか

使えません。申請者が空き家等の所有者の3親等以内の親族である場合は対象外と定められています。

Q. ネットで「下仁田町でも補助金が使える」と書いてありました

国の制度である「みらいエコ住宅2026事業」を紹介しているケースが多いです。全国共通の制度であり、一般的な外壁塗装は対象になりません。町の制度と混同しないようご注意ください。

Q. 耐震改修の補助金で外壁も塗れますか

塗れません。木造住宅耐震改修事業の対象は、耐震補強設計費、工事監理費、耐震補強工事費です。塗装は含まれません。

費用について

Q. 外壁塗装の費用はどのくらいですか

建物の大きさや外壁材、塗料のグレードによりますが、外壁のみで50万円から150万円、外壁と屋根をまとめると100万円から150万円というのが、うちで扱っている工事のボリュームゾーンです。

Q. 補助金がないなら、費用を抑える方法はありますか

あります。外壁と屋根をまとめて足場代を一度で済ませること、複数社から見積りを取ること、中間マージンのかからない業者を選ぶこと。この三つで、補助金の額を上回る差が出ることも珍しくありません。

Q. 火災保険は使えますか

台風や雹、雪など自然災害が原因の損傷であれば、対象になる可能性があります。経年劣化は原則として対象外です。使えるかどうかは、業者ではなく加入している保険会社にご確認ください。

工事と気候について

Q. 凍害とは何ですか

外壁にしみ込んだ水分が凍って膨張し、外壁材や塗膜を内側から壊す現象です。冷え込みの厳しい地域で起きやすく、塗膜の浮きや剥がれ、外壁表面の崩れとして現れます。ひび割れを放置すると、そこが入口になります。

Q. 冬でも工事はできますか

できますが、気温が低いと塗料の乾燥に時間がかかります。工程ごとに乾燥時間を十分確保する必要があり、日程は延びやすくなります。可能であれば、春から秋にかけての施工をおすすめします。

Q. 町外の業者に頼んでも問題ありませんか

持ち家のリフォームであれば問題ありません。補助金による業者の所在地の縛りがないためです。ただし空き家等改修支援を使う場合は、町内に事務所・事業所を有する業者が条件になります。

相談について

Q. 下仁田町も対応エリアですか

対応しています。高崎市片岡町を拠点に、下仁田町を含む群馬県全域と埼玉県北部に伺っています。

Q. 他社の見積書を見てもらえますか

歓迎します。工程が書かれているか、塗料の缶数が合っているか、下地処理が入っているか。職人の目で見て、正直にお伝えします。他社さんを否定するためではなく、あなたが判断するための材料としてです。

Q. 診断だけ、見積もりだけでもいいですか

構いません。診断の結果、「まだ塗らなくて大丈夫です」とお伝えすることもあります。まだもつ家を塗るのは、お客様にとっても私たちにとっても意味がないからです。

まとめ

下仁田町の外壁塗装と補助金について整理しました。

制度についてのおさらい

  • 今住んでいる持ち家の塗り替えに使える町の補助金はありません
  • 空き家バンク登録物件の改修には、2分の1・上限100万円の制度があります。 群馬県内でも最上位クラスです
  • 空き家改修支援は定住・起業・二地域居住の三つが入口。 いずれも5年以上という条件があります
  • 3親等以内の親族間の取得は対象外
  • 空き家改修支援を使う場合、業者は町内に事務所・事業所を有すること
  • 木造住宅耐震改修事業は上限100万円だが、塗装は対象外
  • 「下仁田町でも使えます」という記事の多くは国の制度の紹介
  • 火災保険は自然災害が原因の場合のみ。 判断は保険会社に確認を

補助金がなくても費用は下げられます

  • 外壁と屋根をまとめれば足場代が一度で済む。 15万〜25万円の差になります
  • 二社か三社の見積り比較。 同じ工事でも数十万円変わります
  • 中間マージンのない業者を選ぶ
  • 見積書は総額ではなく工程で比べる

この土地では、待つことが一番高くつきます

最後に、これだけはお伝えしておきたいことがあります。

下仁田は冬の冷え込みが厳しく、凍害が起きやすい土地です。外壁のひび割れから水が入り、凍って膨らみ、内側から壊していく。

塗膜が切れたまま何度か冬を越すと、外壁材そのものが傷みます。そうなると塗装では直せません。張り替えや下地の補修が必要になり、費用は倍近くに膨らみます。

補助金がないからと待つあいだに、その何倍も失う。 これが一番避けたい結末です。

とはいえ、「そもそも、うちは今が塗り替えの時期なのか」は、文章では答えられません。同じ築15年でも、立地と方角と外壁材で状態はまるで違うからです。

そして、業者に連絡するのは気が重いと思います。一度呼んだら断りづらくなるんじゃないか。まだ何も決めていないのに話が進んでしまうんじゃないか。そう身構えてしまうのは、当然のことです。

うちには営業マンが一人もいません。伺うのは、実際に塗る職人です。その場で契約を迫ることはありません。

診断して、「まだ塗らなくて大丈夫ですよ」とお伝えして帰ることもあります。あと何年かは考えなくていい、と分かるだけでも意味があると思うからです。

外壁診断もお見積りも無料です。

まずは、家を見せてください。判断は、そのあとで大丈夫です。

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