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【結論】藤岡市の屋根塗装に使える補助金はありません..!

「藤岡市で屋根を塗り替えたいんだけど、補助金は出るのかな??」

先に結論からお伝えします。

藤岡市に、今住んでいる家の屋根塗装に使える補助金はありません。 市がリフォーム費用に出している制度は「空き家リフォーム補助金」1つだけで、これは宅建業者を介して1年以内に空き家を取得した方だけが使えます。しかも枠は年3件です。

残念な結論ですが、これが事実です。

ただ、藤岡市で屋根の話をするなら、補助金より先にお伝えしたいことがあります。

2022年6月2日の雹です。 群馬県危機管理課の最終報で、藤岡市の住家・非住家被害は1,027件と記録されています。内訳は「窓ガラス、屋根、カーポート等」。

県内でも突出した数字です。

あれから4年経ちました。そしてまだ気づかれていない屋根の被害があります。 雹で欠けたスレートの上から塗装をしても、割れは直りません。

だからこの記事では、補助金がないという事実をはっきりお伝えしたうえで、雹の被害を火災保険で直す道と、藤岡市で今も受付中の制度をお伝えします。読み終わるころには、何にお金が使えて何に使えないのかが分かるはずです。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に藤岡市もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。家業の塗装店を継いだ2代目で、現場に出て20年を超えました。

【結論】藤岡市に屋根塗装の補助金はありません

まず、調べた範囲と結果をお伝えします。

市の補助金一覧は5件だけです

藤岡市は「補助金・助成金情報」というページで、分野ごとに制度を一覧にしています。

住宅に関わるのは「都市・建築・土木」のカテゴリです。そこに載っているのは次の5件だけでした。

載っているのは、空家跡地管理費補助金、空き家リフォーム補助金、空家解体補助金、空家等管理費補助金、令和8年度ブロック塀等撤去費補助金の5件です。

「住宅リフォーム補助金」「住宅改修補助金」「省エネ改修補助金」という名称の制度は、このカテゴリに存在しません。

5件のうち4件が空き家に関するものです。藤岡市の住宅施策は、今のところ空き家対策に寄っています。

リフォームに出るのは空き家リフォーム補助金だけです

5件のなかで、工事費そのものに出るのは「空き家リフォーム補助金」1つです。

これは後ほど詳しく見ますが、今お住まいの家には使えません。 空き家を取得した方のための制度です。

裏を取るために、群馬県住宅供給公社が公開している藤岡市の支援制度一覧と、群馬県の移住ポータル「ぐんま暮らし」の藤岡市のページも確認しました。どちらにも一般のリフォーム補助の記載はありません。

なお、この2つは県や公社が作った資料で、市の文書ではありません。最終的な確認は市の建築課住宅係(0274-40-2326)です。

10制度あると書いているサイトに注意してください

検索すると、「藤岡市で使える補助金10制度」といった見出しのページが出てきます。

市の公式カテゴリに5件しかないものが、10件になることはありません。 こうしたページは、国の制度を混ぜていたり、他市の制度を載せていたりします。

よくあるパターンを挙げておきます。

よくある書き方実際
国の住宅省エネ事業を市の制度のように紹介全国共通の制度で 一般的な屋根塗装は対象外
高崎市や前橋市の制度を混ぜている藤岡市では使えません
「遮熱塗料なら最大100万円」藤岡市にそのような制度はありません

「ネットで補助金が出ると書いてありました」とおっしゃるお客様に、「藤岡市にはないんです」とお伝えするのは、こちらもつらいです。

だからこの記事では、ないものはないと書いておきます。

空き家リフォーム補助金の中身

唯一のリフォーム制度なので、中身を確認しておきます。

補助率2分の1・上限50万円

項目内容
補助率工事費用の2分の1(1,000円未満切捨)
上限空き家バンクを通じて取得した住宅は50万円 それ以外は30万円
加算転入者はそれぞれに10万円加算
下限対象工事費が税込20万円以上
所管都市建設部 建築課 住宅係(中庁舎1階)
電話0274-40-2326

補助率2分の1は、群馬県内でもかなり手厚い部類です。高崎市の30パーセント・上限20万円と比べても上を行きます。

宅建業者を介して1年以内に取得した空き家が条件

問題は、対象になる住宅の条件です。

条件内容
住宅空き家として取得した住宅であること
取得の仕方宅地建物取引業者を介した売買で取得したこと
時期申請の時点で取得から1年以内であること
居住生活の拠点とし 住所移転から1年以内または実績報告日までに移転見込み
その後実績報告から5年間住み続ける見込みがあること

今お住まいの家は対象になりません。 長く住んでいる持ち家の屋根を塗りたい、という方は、この制度の入口に立てません。

個人間の売買で買った空き家も対象外です。宅建業者を介していることが条件になっています。

枠は3件で残りわずかです

項目内容
申込期間令和8年4月15日から令和9年2月12日まで
方式先着順
件数3件

市のページには「大変好評をいただき、残数は残りわずかとなっています」と書かれています。残りの件数は建築課に問い合わせることになります。

申請書は持参が原則で、郵送は受け付けていません。交付決定の前に着工した工事は対象外です。

屋根の語は要綱にありません

ここは正直にお伝えします。

対象工事の表記はこうなっています。

「住宅の機能又は性能を維持し、又は向上させるための修繕、模様替え、設備更新等の工事であって」

「屋根」「塗装」「外壁」という語は、市のページのどこにも出てきません。

対象外の工事として7項目が挙げられていますが、そこにも屋根や塗装は入っていません。

対象外とされているのは、自ら居住するための部分の増改築工事、敷地造成や門・塀などの外構工事、家具や家電の購入・設置、物置や車庫の設置・改修、併用住宅の住宅でない部分、そして交付決定の前に着工された工事です。

屋根塗装は「修繕」にあたり、対象外の7項目のどれにも当たりません。対象になり得ると読めます。

ただし市が明文化していない以上、「対象です」と言い切ることはできません。空き家を買ってリフォームする予定がある方は、建築課住宅係(0274-40-2326)に先に確認してください。 足場代や雨どいの扱いも、公式には書かれていません。

【重要】2022年6月2日の雹を覚えていますか

ここからが、藤岡市の屋根の本題です。

県の最終報で藤岡市は1,027件でした

2022年6月2日、群馬県南西部を雹が襲いました。

群馬県危機管理課が出した報道提供資料の最終報(6月8日12時現在)に、市町村ごとの被害が記録されています。

市町件数内容
藤岡市1,027件窓ガラス、屋根、カーポート等
高崎市133件ベランダの屋根、カーポートの屋根等
安中市22件カーポートの屋根、テラス、雨どい等

藤岡市だけが桁違いです。 高崎市の約8倍。

なお資料には、藤岡市の件数が「ブルーシート配布件数等」であるとの注記があります。6月6日時点の第2報では845件でしたから、2日で182件増えたことになります。

窓ガラスと屋根とカーポート

被害の内容として挙がっているのは「窓ガラス、屋根、カーポート等」です。

ブルーシートを配ったということは、屋根から雨が入る状態の家が相当数あったということです。

当時は藤岡市が、雹害に便乗した訪問業者や不審な電話への注意喚起も出しています。それだけ件数が多かったということです。

4年経っても気づかれていない被害があります

ここが本題です。

雹の被害は、すぐに雨漏りするとは限りません。

スレートに細かい欠けができただけなら、その年は何も起きません。防水紙がまだ生きているからです。

しかし欠けた部分から水が入り続け、3年、5年と経つうちに防水紙が傷み、ようやく雨漏りとして表に出ます。

雹の被害が表に出るまで状態
直後屋根材に欠けやへこみ。雨漏りはない
1年から3年欠けた部分から水が入り 防水紙が傷む
3年から7年野地板が湿り 天井にシミが出る
その先下地から直すことになる

2022年から4年です。ちょうど表に出始める時期に入っています。

「あのとき特に何もなかったから大丈夫」と思っている家ほど、上がって見てもらう価値があります。

雹は屋根のどこを壊すか

被害の出方を知っておくと、自分の家を見る目が変わります。

スレートは欠けます

いま藤岡市でもっとも多いのが、スレート屋根です。商品名でいえばコロニアルやカラーベストと呼ばれるものです。

スレートは薄いセメント系の板です。氷の塊が落ちてくれば、表面が欠けたり、ひびが入ったりします。

表面が欠けると、直径数センチの白い点のような傷になります。ひび割れは板の端から中心へ線が走ります。

ひどいものは板が2つに分かれます。衝撃で塗膜だけが飛んでいることもあります。

地上からは、ほぼ見えません。 色が変わるわけではないので、下から見上げても気づけません。

金属屋根はへこみます

トタンやガルバリウム鋼板の屋根は、割れるのではなくへこみます。

金属は欠けないので「無傷だ」と思われがちですが、へこんだ部分は塗膜が伸びて薄くなっています。そこから錆が始まります。

浅いへこみでも塗膜が薄くなるので、数年で点錆が出ます。深いへこみには水がたまり、そこから錆が広がります。

塗膜が割れていれば、すぐに錆びます。

金属屋根なら、へこみがあっても塗装で延命できます。 錆が出る前に塗るのが鉄部の原則です。

棟板金と天窓も確認してください

屋根の面だけではありません。

棟板金はへこみ、衝撃で釘が緩むこともあります。天窓はガラスにひびが入り、パッキンが傷みます。

雨どいはへこんだり割れたりします。軒天には吹き込みで水が回ります。

天窓は特に確認してください。 2022年の被害に「窓ガラス」が入っていましたが、天窓のガラスも同じように割れます。そして天窓は、屋根から雨が入る最短ルートです。

雹の被害は火災保険で直せることがあります

補助金はありませんが、別のお金の出どころがあります。

風災・雹災・雪災という補償

多くの火災保険には「風災・雹災・雪災」という補償が付いています。

火事でなくても、雹で壊れたものは保険の対象になり得ます。

保険が使える可能性があるもの保険が使えないもの
雹で欠けたスレート経年による塗膜の劣化
雹でへこんだ金属屋根長年の紫外線による色あせ
雹で割れた天窓施工不良
雹でへこんだ雨どい経年による錆

分かれ目は「雹や風が原因か」「年月が原因か」です。 塗り替えそのものは経年劣化なので、保険の対象になりません。

請求には期限があります

ここが時間との勝負になります。

多くの保険契約で、請求できるのは被害を受けた日から3年です。 保険法で定められた消滅時効にもとづく期間です。

2022年6月2日の雹なら、2025年6月2日で3年が経っています。

では、もう手遅れなのか。必ずしもそうとは限りません。

2022年6月の雹と特定できる被害なら、3年を過ぎている可能性が高いです。しかし、その後の台風や強風による被害であれば、直近の日付で請求できる余地があります。

原因の日が特定できない場合は、保険会社の判断になります。

まずはご自身の保険証券を確認して、保険会社に直接聞いてください。 判断するのは保険会社であって、業者ではありません。

保険で無料になると言う業者に注意

ここは強くお伝えしておきます。

雹や台風のあとには、必ず「保険を使えば自己負担ゼロで屋根を直せます」と言って回る業者が現れます。2022年のときも、藤岡市が注意喚起を出しました。

避けたほうがいい言い方理由
「必ず保険が使えます」判断するのは保険会社です
「保険申請を代行します」請求するのは契約者本人です
「出なければ費用はいりません」成功報酬を取る手数料ビジネスです
「経年劣化でも雹ということにしましょう」不正請求です

経年劣化を雹害として申請すれば、それは不正請求です。業者の言うとおりに書類を出して、あとで問題になるのは契約者本人です。

まともな業者は「この傷み方なら雹として申請する価値があります」「ここは経年なので難しいです」と切り分けて説明します。この切り分けがない業者は避けてください。

割れた屋根に塗装をしても直りません

ここは塗装屋として、はっきりお伝えしたいところです。

塗装は防水の膜であって接着剤ではありません

雹で欠けたスレートの上から塗装をしても、欠けは埋まりません。

塗料は膜をつくるもので、ものをくっつける材料ではありません。 厚さは乾いた状態で0.1ミリ前後です。数ミリの欠けを埋める力はありません。

屋根の状態塗装で解決するか
色あせ・塗膜の劣化解決します
細かい表面の傷解決します
数ミリ以上の欠け解決しません
板が割れている解決しません
防水紙が切れている解決しません

欠けたスレートは差し替えます

では、どうするのか。

欠けや割れが数枚なら、その板だけを差し替えます。 周囲の板を持ち上げ、釘を抜いて、新しい板を入れる作業です。

数枚なら差し替えてから塗装します。10枚から20枚になると、差し替えとカバー工法のどちらが安いかを比べる段階です。

広範囲なら、カバー工法か葺き替えになります。

古いスレートは、同じ製品がもう売っていないことがあります。 その場合は近い色のもので代用するか、範囲が広ければカバー工法に切り替えます。

差し替えが何枚必要かは、上がって数えないと分かりません。

へこんだ金属屋根は塗れます

金属屋根は事情が違います。

へこんでいても穴があいていなければ、塗装で延命できます。 むしろ、へこんで塗膜が薄くなった部分こそ早く塗るべきです。

錆が出てから塗ると持ちません。錆が浮く前に塗るのが鉄部の原則です。 ここがスレートと決定的に違う点です。

耐震改修の補助は115万円に上がりました

屋根塗装には使えませんが、知っておく価値がある制度です。

5分の4以内・限度額115万円

藤岡市の木造住宅耐震改修補助は、令和8年度に金額が上がりました。

項目内容
補助率費用の合計額の5分の4以内
限度額1,150,000円(令和8年度に100万円から増額)
対象経費耐震補強設計・耐震補強工事・工事監理
対象住宅昭和56年5月31日以前に建築確認/地上2階建て以下/在来軸組工法/評点1.0未満
所管建築課 建築指導係 0274-40-2827

代理受領制度が入りました

令和8年度から、工事施工者による代理受領制度が導入されました。

補助金を施主がいったん受け取るのではなく、施工者が直接受け取る仕組みです。施主は補助金を差し引いた額だけを払えば済みます。

工事費を全額立て替える必要がなくなるので、実際の負担が軽くなります。

塗装は対象外です

ただし対象経費には明記があります。「リフォームに要する経費を除く」 です。

そして制度の定義は「耐震改修促進法に基づく耐震改修」。塗装は耐震性能を上げないので、対象になりません。

なお、市のページに「屋根」「瓦」「軽量化」という語は出てきません。瓦屋根を軽くする工事が対象になるかどうかは、補強設計の中身によります。検討する場合は建築指導係(0274-40-2827)に確認してください。

令和8年度の受付は5月11日から8月31日まででした。枠は1件で、すでに終了しています。

今も受付中の制度が2つあります

令和8年10月の時点で、藤岡市で動いている住宅関連の制度です。

ブロック塀等撤去費補助金

項目内容
補助率費用の3分の2以内(1,000円未満切捨)
限度額5万円
受付期間令和8年4月8日から10月30日まで
所管建築課 建築指導係 0274-40-2827

9月2日時点の交付決定は2件で、残り約8件とされていました。

屋根には使えませんが、屋根の工事と同じ時期に外構も直したい方には使えます。 期限が迫っているので、該当する方は急いでください。

住宅用再生可能エネルギー設備等設置費補助金

対象設備補助額
太陽光発電システム1キロワットあたり2万円(上限8万円)
蓄電池(太陽光と同時設置)1キロワットアワーあたり2万円(上限10万円)
蓄電池(単独)1キロワットアワーあたり1万円(上限5万円)
V2H定額5万円

受付は令和8年4月1日から令和9年3月26日まで。工事着手前の申請が必須です。所管は森林環境部 環境課 生活環境係(0274-40-2264)。

太陽光は蓄電池との同時設置が条件です

ここは間違えやすいので強調しておきます。

令和8年度の藤岡市では、太陽光発電システムの単独設置は補助の対象外です。 原文は「太陽光発電システム(蓄電システムとの同時設置に限る)」となっています。

屋根に太陽光を載せる計画があるなら、載せる前に屋根を塗ってください。 パネルを置いた下は塗れなくなります。パネルは20年以上もちますが、塗装は10年から15年で塗り替えの時期が来ます。

順番を間違えると、次の塗り替えでパネルを外す費用がかかります。

雹のあとに増える訪問業者への備え

藤岡市では、ここも書いておく必要があります。

市が注意喚起を出しました

2022年の雹害のあと、藤岡市は便乗した訪問や不審な電話への注意喚起を出しています。

災害のあとは、必ず業者が増えます。 本当に困っている方が多いときほど、つけ込まれやすくなります。

訪問販売にはクーリングオフがあります

もし契約してしまっても、取り消せる場合があります。

業者が訪問してきて契約した場合、書面を受け取った日から8日間はクーリングオフができます。電話で勧誘されて契約した場合も同じです。

一方、自分から業者を呼んで契約した場合は、原則として対象外になります。

こちらから呼んだ業者との契約は、原則としてクーリングオフできません。 ここが分かれ目です。

訪問してきた業者と契約した場合は、8日以内なら書面で解除できます。迷ったら藤岡市の消費生活相談や、消費者ホットライン188に相談してください。

今すぐ契約をと言う業者は帰ってもらう

屋根は急ぐ工事ではありません。雨漏りしているなら応急処置が先で、契約は後です。

こう言われたら考えること
「今日契約すれば割引します」急がせる理由がこちらにありません
「近所で工事をしていて足場が余っている」足場は余りません
「屋根が浮いています。すぐ直さないと」写真を見せてもらってください
「無料で点検します」点検は無料でも 壊される例があります

写真を見せない業者は帰ってもらってください。 いまはスマートフォンで誰でも屋根の写真が撮れます。見せられない理由がありません。

そして相見積もりを取ってください。1社で決めないことが、いちばん確実な防御です。

藤岡で屋根を塗る時期

最後に、工事の時期の話です。

塗れる気象条件があります

塗料のカタログには、施工できる気象の条件が定められています。気温5度を下回る日と、湿度85パーセントを超える日は塗れません。

屋根はこの条件に外壁よりきつく縛られます。面が朝露をかぶるので、乾くまで作業に入れないのです。

時期屋根塗装の条件
3月から5月良い。ただし風の強い日がある
6月から7月中旬梅雨。日程が延びやすい
7月下旬から8月屋根が高温になり 作業時間が限られる
9月から11月もっとも条件がいい
12月から2月朝露と低温で 午前中が使えない日がある

雹が降るのは初夏が多いです

もう1つ、藤岡市ならではの考え方があります。

2022年の雹は6月2日でした。雹は、地表が暖まって大気が不安定になるときに発生します。

日本では初夏に多く見られます。

春に塗れば、初夏の雹を塗り立ての屋根で迎えることになります。秋に塗れば、その年の雹のシーズンを越えてから塗れます。

塗り立ての屋根に雹が当たっても、塗膜そのものが守ってくれるわけではありません。屋根材が欠ければ、塗り直しになります。

絶対にこうすべき、という話ではありません。ただ藤岡市で春に塗るなら、初夏に一度屋根を見てもらうくらいの心づもりがあると安心だと思います。

工事の期間は10日から2週間です

屋根塗装の工程と日数の目安です。

足場の設置に1日、高圧洗浄に1日、乾燥に1日から2日。そこから差し替えや棟板金の下地処理に1日から2日かけて、下塗りと中塗りと上塗りで3日から4日。

最後に足場の解体で1日です。

屋根と外壁を同時にやる場合は2週間前後です。雨が続けばその分延びます。

乾燥の時間は削れません。 「3日で終わります」と言う業者がいたら、どの工程を省くのか聞いてください。

よくあるご質問

住んでいる家の屋根塗装に使える補助金は本当にないのですか

ありません。

藤岡市の補助金一覧の「都市・建築・土木」カテゴリに載っているのは5件で、そのうち工事費に出るのは空き家リフォーム補助金だけです。これは宅建業者を介して1年以内に取得した空き家が対象で、今お住まいの家には使えません。

制度は年度ごとに変わります。最終的な確認は建築課住宅係(0274-40-2326)にしてください。 電話1本で済みます。

2022年の雹の被害は今から保険請求できますか

保険会社の判断になります。

多くの契約で請求できるのは被害を受けた日から3年です。2022年6月2日の雹なら、2025年6月に3年が経っています。

ただし、その後の台風や強風による被害であれば、直近の日付で請求できる可能性があります。まず保険証券を確認し、保険会社に直接聞いてください。 業者が判断することではありません。

雹の被害があるか自分で確認できますか

できる範囲は限られます。

屋根に上がるのはやめてください。転落は命に関わります。

地上からできるのは、雨どいや窓まわり、カーポートの屋根を見ることです。これらにへこみや割れがあれば、屋根の面にも当たっている可能性が高くなります。

屋根の面は、業者に写真を撮ってもらうしかありません。診断のときに「屋根の写真を撮ってください」と頼んでください。

遮熱塗料を使えば何か補助が出ますか

出ません。藤岡市に塗料の性能による補助制度はありません。

住宅用再生可能エネルギー設備等設置費補助金は、太陽光・蓄電池・V2Hが対象で、塗料は含まれません。

遮熱塗料そのものに意味はありますが、補助金とは切り離して考えてください。

まとめ

藤岡市の制度をおさらい

制度屋根塗装に使えるか受付状況
住宅リフォーム補助金制度そのものがありません—
空き家リフォーム補助金空き家取得者のみ。枠3件令和9年2月12日まで
木造住宅耐震改修補助使えません(リフォーム経費を除く)令和8年8月31日で終了
ブロック塀等撤去費補助金使えません令和8年10月30日まで
住宅用再生可能エネルギー補助使えません令和9年3月26日まで

藤岡市で押さえる3つのこと

1つ目は、補助金がないという事実です。 今お住まいの家の屋根塗装に出る市の補助金はありません。「10制度あります」というサイトは、国の制度や他市の制度を混ぜています。

2つ目は、2022年6月2日の雹です。 県の最終報で藤岡市は1,027件。雹の被害は数年経ってから雨漏りとして出てきます。

ちょうど表に出始める時期です。

3つ目は、割れた屋根に塗っても直らないことです。 塗膜の厚さは0.1ミリ前後で、欠けを埋める力はありません。欠けたスレートは差し替えてから塗ります。

まずは屋根を見せてください

屋根というのは、持ち主がいちばん目にしない場所です。

2022年の雹で欠けていないか。欠けたところから防水紙が傷んでいないか。

棟板金の釘が緩んでいないか。天窓のパッキンが切れていないか。

どちらも、下から見ていては判断できません。 「あのとき特に何もなかった」とおっしゃっていたお宅で、上がったらスレートが10枚以上欠けていたことがあります。逆に、心配しておられたお宅が無傷だったこともあります。

見積もりの電話を1本かけるのが、妙に重く感じるものです。来てもらったら断りにくい。

まだ迷っている段階なのに、話が前に進んでしまいそうだ。そう感じるのはごく自然なことだと思います。

営業の人間を置いていません。来るのは現場の職人です。

初回で契約をお願いすることはありません。

屋根に上がって1枚ずつ見て、写真を撮って、下りてから画面に出してご説明します。欠けていなければ「雹の被害はありませんでした」とお伝えして帰ります。

欠けていれば枚数を数えて、差し替えが要るのか、保険の対象になりそうかをお伝えします。写真に写っているものしか言わないので、誇張のしようがありません。

片岡町が拠点ですので、藤岡市内へも伺います。屋根を見るのも見積書を出すのも、お金はかかりません。

一度、上がらせてもらえませんか。判断はそれからで構いません。

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