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【結論】神流町で外壁塗装に使える町の補助金はありません!!

「神流町で外壁塗装をするのに、町の補助金はあるのかな?」

そう思って調べている方に、先にお答えします。

神流町に、住宅の外壁塗装に使える町の補助金はありません。

そして「定住促進住宅資金利子補給」も、塗装には使えません。町のページにこう書かれています。

「住宅を新築、増築又は改築する場合、借入金に対して利子補給をしています。」

この「改築」という言葉に、塗装は含まれません。 これは建築の用語の問題で、はっきりした理由があります。この記事で説明します。理由が分かると、他の自治体の制度を見たときにも、ご自分で判断できるようになります。

あわせてもう1つお伝えします。町のホームページに載っていない制度があります。 住宅改造費補助(改造費の3分の1・上限20万円)は、町のサイトを探しても出てきません。群馬県の資料にしか載っていないのです。塗装には使えませんが、知らないままだと損をします。

そのうえで、この記事の後半は補助金がない前提の話です。町の制度がないぶん、工事費を下げる手段は限られます。どこを押さえれば総額が変わるのか、そして今塗るべきか待てるのかを、見分け方まで含めてお伝えします。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に、西上州もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。2代目の塗装職人です。

神流町に外壁塗装の補助金はありません

まず、調べた範囲と結果をお伝えします。

町のサイトと県の資料を突き合わせました

町公式サイトの「くらし・手続き」全14カテゴリ、「移住・定住」「住まい」の全ページ、産業建設課・保健福祉課・総務課の組織別ページ。ここまで見て、塗装・外壁・リフォーム・耐震の語は1つも出てきませんでした。 群馬県の「ぐんま暮らし」が公開している神流町の支援制度一覧(令和8年4月時点)にも、塗装の記載はありません。前年版と比べても制度の構成は変わっていません。

神流町の公式サイトには、そもそも「補助金」「助成金」を一覧するページが存在しません。住宅関連の窓口は総務課と保健福祉課に分かれています。

存在しない制度

住宅リフォーム一般補助、空き家改修補助、木造住宅の耐震診断・耐震改修補助、省エネ改修補助、太陽光発電・蓄電池補助。この5つは、どれも制度そのものがありません。

隣の下仁田町には空き家の改修に使える制度(2分の1・上限100万円)があります。神流町にはこれに当たるものがありません。

町の住宅関連制度を全部並べました

制度名内容塗装
定住促進住宅資金利子補給借入1000万円に利子の2分の1(年3%上限)、最長5年使えない(新築・増築・改築のみ)
I・Uターン者定住奨励事業月額上限1万円×60か月。世帯主50歳以下使えない(家賃補助)
住宅改造費補助改造費の3分の1・上限20万円、5年に1回使えない(バリアフリーのみ)
介護保険 住宅改修費支給上限20万円・原則9割使えない(国の制度)
神流町空き家バンク物件情報のマッチング補助金ではない
町営住宅賃貸(敷金3か月、町内連帯保証人が必要)使えない
神流町除雪機購入費補助金購入価格の2分の1・上限25万円、10年に1回使えない(機械の購入)
神流町産業振興支援補助金対象経費の2分の1・上限100万円使えない(事業者向け)

塗装を対象にしている制度は1つもありません。

除雪機購入費補助金は、購入価格の2分の1・上限25万円で1世帯1台・10年に1回です。塗装には使えませんが、神流町で冬を越す方には実際に役立つ制度なので載せておきます。

窓口は3つに分かれています

移住定住・利子補給・空き家バンクは総務課 企画財政係、住宅改造費補助と介護保険の住宅改修は保健福祉課 福祉係、建築関係と町営住宅は産業建設課です。

代表電話は0274-57-2111です。記事ごとの直通として総務課050-3665-0338、保健福祉課050-3665-0341も公開されています。

住宅の補助の話は、内容によって課が変わります。先に代表にかけて、どの課かを聞くのが早いです。

「改築」に塗装は含まれません

ここが、この記事でいちばん役に立つ部分です。

利子補給の原文

神流町の定住促進住宅資金利子補給は、こういう制度です。

項目内容
対象者町内に居住、または居住を予定する者
内容住宅を新築、増築又は改築する場合の借入金に対する利子補給
限度額借入金1000万円
補給率利子の2分の1(年3パーセント上限)
期間最長5年
窓口総務課 企画財政係
ページ更新日2025年8月8日

原文に出てくる工事は「新築、増築又は改築」の3つだけです。「修繕」「模様替」「塗装」「外壁」「屋根」のいずれの語もありません。

建築用語の「改築」とは

ここが分かれ目です。日常の言葉と、建築の用語がずれています。

建築基準法では、建築行為を4つに分けています。

用語意味
新築更地に建物を建てること
増築床面積を増やすこと
改築建物の全部または一部を取り壊して、従前と用途・規模・構造が著しく異ならないものを建てること
移転同じ敷地内で建物を移すこと

「改築」は、壊して建て直す行為です。 日常会話では「お風呂を改築した」のように使いますが、建築の用語では違います。

塗装は「修繕」です

では塗装は何にあたるのか。

塗装は「修繕」または「模様替」です。建物を壊しませんし、床面積も増えません。構造も変えません。建築確認申請も必要ありません。

外壁を塗り替える、サイディングを張り替える、屋根を葺き替える。これらはすべて修繕か模様替で、「新築・増築・改築」には入りません。 入るのは、部屋を増やす(増築)か、古い家を壊して建て直す(改築)場合です。

つまり、「新築、増築又は改築」と書かれた制度に、外壁塗装は入りません。 これは解釈の問題ではなく、用語の定義の問題です。

制度を見るときの判断の仕方

この知識は、他の自治体の制度を見るときにも使えます。

制度の文言塗装は対象になるか
「新築・増築・改築」だけ入らない
「修繕」「模様替」の語がある入る可能性が高い
「外壁の補修」判断が分かれる。窓口に確認
「外壁の塗装」と明記入る

群馬県内でも、みなかみ町は運用基準に「外壁の塗装」と明記しています。川場村は公式ページに「外壁の張替え塗装」とあります。みどり市は別表に「外壁の張替、塗装の改修」と書かれています。

こういう制度には、塗装が対象だとはっきり書いてあります。 書いていない制度は、入らないか、判断が分かれるかのどちらかです。

神流町の利子補給は「新築、増築又は改築」だけなので、入りません。

町のサイトに載っていない制度があります

ここは知らないと損をする話です。

住宅改造費補助は県の資料にしかありません

神流町には住宅改造費補助という制度があります。ところが、町の公式サイトを探しても出てきません。

保健福祉課の下層ページ(高齢者福祉、障がい者福祉、生活福祉、申請書式)を全部確認しましたが、掲載されていません。群馬県の「ぐんま暮らし」が公開している神流町の支援制度一覧(令和8年4月時点)にだけ載っています。

項目内容
補助率改造費の3分の1
上限20万円
回数1世帯5年に1回
対象世帯65歳以上、障がい者、特定年齢層のいる世帯
対象工事手すり設置、段差解消、便所改修、扉の取替え、スペース拡張
窓口保健福祉課 福祉係

「1世帯5年に1回」という点が特徴です。 群馬県内の町村の制度は「一度限り」が多いのですが、神流町は5年経てばまた使えます。

ただし対象工事はバリアフリー改修に限られます。外壁塗装は入りません。

だから電話で聞くしかありません

この制度から分かることがあります。

神流町では、町のサイトを見ただけでは制度の全体像が分かりません。 載っていない制度があるからです。

町の公式サイトで分かるのは移住定住、利子補給、空き家バンク、町営住宅まで。住宅改造費補助は群馬県の資料にしかありません。運用の実態まで分かるのは電話だけです。

だから、電話で聞くのがいちばん確実です。 代表(0274-57-2111)にかけて「住宅の工事に使える町の補助はありますか」と聞いてください。

住宅改造費補助については運用の実態が公表されていません。申請期間、予算枠、受付状況、施工業者の条件。どれも分かりません。バリアフリー改修を考えている方は、着工前に必ず保健福祉課に電話してください。 多くの自治体制度は着工前申請が必須で、着工後は遡って認められません。

情報の新しさが逆転しています

もう1つ、神流町で気をつけたい点があります。

更新日を見てください

町の公式サイトのページには、更新日が表示されています。

ページ更新日
移住・定住(制度一覧)2025年8月8日
高齢者福祉2025年2月27日
新着情報2025年2月17日(「現在、新着情報はございません」)

住宅関連のページは1年以上更新されていません。 新着情報も止まっています。

県の資料のほうが新しい

一方、群馬県が公開している神流町の支援制度一覧は、令和8年4月時点の情報です。

町の公式サイト(移住定住)が令和7年8月、群馬県の「ぐんま暮らし」が令和8年4月です。

つまり、町のサイトより県の資料のほうが新しいという逆転が起きています。

これは珍しいことではありません。小さな自治体では、サイトの更新に手が回らないことがあります。制度そのものは続いているのに、ページだけが古いままになります。

情報源の優先順位

神流町について調べるときは、この順番で見てください。

まず電話(0274-57-2111)。次に群馬県「ぐんま暮らし」の神流町支援制度一覧。最後に町の公式サイトです。

ふつうは公式サイトがいちばん確実です。神流町では、県の資料のほうが新しいことを前提に見てください。そして最終的には電話です。

なお、県の資料を前年版(令和7年7月時点)と比べても、制度の構成は変わっていません。塗装系の制度が新設されたわけでも、廃止されたわけでもありません。

検索で出る「神流」は別の自治体かも

ここは注意が必要です。

埼玉県神川町との区別

「神流町」と「神川町」は別の自治体です。

項目群馬県多野郡神流町埼玉県児玉郡神川町
読み方かんなまちかみかわまち
県群馬県埼玉県
自治体コード1036711383系
代表電話0274-57-2111(市外局番が違います)

漢字が1文字違うだけなので、検索結果に混ざります。「神川町 住宅改修」で出てくる補助金のまとめサイトは、埼玉県神川町の情報です。 神流町には適用されません。

「神流」の名前は広い範囲に及びます

もう1つ紛らわしいのが、地名の範囲です。

神流川(かんながわ)は、上野村を源流として神流町を流れ、藤岡市を経て埼玉県側にも関わります。神流湖(下久保ダム)は神流町と藤岡市、埼玉県神川町にまたがっています。

つまり、「神流」という名前は神流町だけのものではありません。 神流湖や神流川の名前が付いた施設やイベントの情報が、神流町の情報として出てくることがあります。制度の情報を見たときは、どの自治体のものかを必ず確認してください。

茨城県潮来市の制度が出てくることもあります

これは実際に起きた例です。

「神流町 住宅 リフォーム 補助金」で検索して上位に出たページを開くと、中身が茨城県潮来市の制度でした。若年世帯定住促進助成金、木造住宅耐震改修補助など、神流町とはまったく関係のない内容です。

補助金のまとめサイトは自治体コードでページを機械的に作っているので、こうした誤ヒットが起こります。

見分け方

神流町なら、電話の市外局番は0274、自治体コードは10367(URLに入っていることがあります)。多野郡の「町」で、課の名前は総務課・保健福祉課・産業建設課です。

迷ったら町に電話してください。0274-57-2111です。「住宅の外壁を塗り替えるのに使える町の制度はありますか」と聞けば済みます。

なお、補助金のまとめサイトで「神流町の補助金1,111件」と表示しているページもあります。中身は国の事業者向け補助金で、町の制度は0件です。件数の数字に意味はありません。

工事費を下げる4つの方法

補助金がない前提で、どこを押さえれば総額が下がるかをお伝えします。

外壁と屋根をまとめて足場代を1回にする

見積書を開くと、必ず足場の項目が立っています。15万円から25万円。神流町は斜面や川沿いに建つ家が多いので、組み方によってはこれより上がります。

足場は外壁を塗るときと屋根を塗るときで、それぞれ別に組みます。だから請求も2つに分かれます。外壁を終えた数年後に屋根へ手を入れれば、同じ金額をもう一度出すことになります。

同じ時期にやれば1回分、時期を分ければ2回分。この差が15万円から25万円です。町の補助金がないぶん、ここを取り逃がすと取り返す手段がありません。

屋根にまだ余力があるなら、無理に合わせる必要はありません。ただ、屋根も外壁も建てたときから同じだけ雨と風を受けています。寿命が近い時期に揃うことが多いのです。診断のときに屋根まで見てもらってください。

相見積もりは2社から3社

神流町には塗装向けの補助金がないので、業者の所在地を問う条件がありません。町内の業者でも町外の業者でも、自由に選べます。

これは悪い面だけではありません。村内業者限定の制度がある自治体では、選べる数が限られるので金額が下がりにくくなります。神流町にはその縛りがありません。

ただし1社だけでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。5社以上になると比べる作業そのものが負担になります。2社か3社が現実的です。

窓口になる会社を通さない

塗装の仕事は、受注した会社と実際に塗る職人が別、という形がよくあります。受注した会社の取り分が工事費に乗ります。工事費の2割から4割です。

家に来る職人も、使う塗料も、踏む工程も変わらないのに金額が違う。その差はここから出ています。

塗料は住む年数から決める

塗料にはグレードがあります。ウレタンは8年から10年で30坪あたり60万〜80万円、シリコンは10年から15年で70万〜100万円、フッ素は15年から20年で100万〜140万円が目安です。

選ぶ基準は、この家にあと何年住むかです。

この先20年を見るなら、耐用年数の長い塗料で一度きり済ませるほうが安くなります。足場を組むのが1回で足りるからです。逆に10年ほどで建て替えや住み替えを考えているなら、高いグレードは寿命を使い切れません。

この話は業者から持ち出されることが少ないところです。聞いてみてください。

見積書で確認する5つの項目

金額の比べ方をお伝えします。

合計額ではなく中身を見てください

同じ家の同じ工事でも、業者が出してくる金額は揃いません。30万円から50万円開くこともあります。ここで一番下の数字に飛びつくと、あとで困ります。

確認する項目見るところ
塗装面積平方メートルで明記されているか
塗る回数下塗り・中塗り・上塗りの3回が入っているか
塗料の商品名「シリコン」ではなく具体的な商品名と缶数が書いてあるか
下地処理高圧洗浄、ひび割れ補修、シーリングの打ち替えが別項目か
足場代別項目になっているか。斜面地の割増が説明されているか

「外壁塗装工事 一式」で金額だけが書かれた見積書は、並べても比べる材料がありません。

住宅本体と外構を分けてもらう

塀、門扉、物置、カーポート。これらは住宅本体ではありません。

「ついでに塀も塗ってください」と頼むことはありますが、見積書では住宅本体と別の行にしてもらってください。あとで金額を比べるときにも、どこを削れるかを考えるときにも役に立ちます。

現場を見ていない見積書は当てになりません

これは神流町では特に大事です。

川のすぐ際に建っているか、斜面の上か、道が狭いか。足場の組み方と材料の運び方が家ごとに違います。

電話やメールだけで「だいたい○○万円です」と言う業者は避けてください。 あとから追加が出ます。

旧万場と旧中里で条件が違います

神流町の土地の話をします。

2つの町村が合併した町です

神流町は、平成15年に万場町(まんばまち)と中里村(なかさとむら)が合併してできた町です。

旧万場町は東側、藤岡市に近いほうで標高400メートル前後。旧中里村は西側、上野村に近いほうで標高500メートルから800メートル以上です。

同じ町のなかで、標高が400メートル違います。これは気候の差になります。

標高差が塗れる時期を変えます

塗料には使える条件があります。気温が5度を下回るとき、湿度が85パーセントを超えるときは塗れません。

地域塗装できる時期の目安
旧万場(標高400メートル前後)4月上旬から11月中旬
旧中里の集落(500メートル以上)4月中旬から11月上旬
奥の集落(700メートル以上)5月から10月下旬

旧中里の奥のほうは、旧万場より1か月以上短くなります。

川沿いの家と、斜面の家

神流町は神流川の渓谷に沿って家が並んでいます。平地が少なく、川のすぐ際や斜面に建つ家が多くあります。

立地外壁に起きること
川のすぐ際湿気が抜けない。北面に苔が出る。鉄部の錆が早い
斜面の上風が通る。乾きやすいが紫外線も当たる
谷の北向き日照が短い。冬に凍る
国道沿い大型車の通行で汚れが付きやすい

川の際に建つ家では、鉄部の錆が特に早く進みます。 湿度が高い時間が長いからです。トタンの屋根や物置がある家では、ここを重点的に見てください。

塗り替えどきの見極め方|まず北面

ご自分でできる確認をお伝えします。

北側の壁から見てください

神流町では、北面にいちばん情報が出ます。

川の際や谷の北向きに建つ家では、湿気が抜けません。日が差さないので、水分が乾く時間が短いのです。そのぶん傷みが先に出ます。

南面は紫外線で色が抜けるので、見ればすぐ分かります。北面は色が残っているのに傷んでいることがあります。玄関から見える面がきれいだからといって、裏側も同じとは限らないのです。

手と目でできる確認

確認方法判断
壁を手でさわる白い粉がつく(チョーキング)→ 塗り替えどき
北面の汚れを見る緑や黒の汚れが広がっている → 苔・藻。薬剤処理が必要
水をかける玉にならずしみ込む → 防水性能が落ちている
ひび割れを見る髪の毛程度なら様子見、はがきが入る幅なら早めに
シーリングを見るサッシまわりのゴムが切れている・硬い → 要対応
雨樋の金具を見る錆びて垂れている → 要対応

晴れた日に、壁を手のひらでなでてみてください。手に白い粉が残れば、塗膜はもう役目を終えています。

待てる症状と、待てない症状

症状判断
チョーキング・色あせ・ツヤの消失半年から1年は待てる
薄い苔・藻待てるが、広がる前のほうが処理が楽
幅0.3ミリ以上のひび割れ早めに。雨水が入って下地が傷む
シーリングの切れ・剥離早めに。サッシから水が入る
塗膜の剥がれ・浮き早めに。下地が露出している
雨樋の金具の錆・変形早めに。水をこぼして外壁を傷める

線を引くなら、水が入っているかどうかです。チョーキングや色あせは表面の話なので待てます。ひび割れやシーリングの切れは、中に水が回っている状態なので待てません。

放っておくと塗って終わる工事ではなくなり、下地の補修が加わって金額が膨らみます。

台風や雪の被害なら保険が使えます

補助金のほかに、費用が出る可能性がもう1つあります。

自然災害によるものは対象になります

火災保険には、火事以外の損害を補償する契約が多くあります。

原因対象になるか
台風や突風で屋根の板金がめくれた対象になることが多い
雪の重みで雨樋が変形した対象になることが多い
飛来物が外壁に当たって割れた対象になることが多い
雹で屋根材が傷んだ対象になることが多い

神流町は渓谷に沿った町で、谷筋を風が抜けます。冬は雪も降ります。台風や大雪のあとに気になることがあれば、まず保険証券を確認してください。

年数による劣化は対象外です

一方で、時間が経って傷んだものは対象になりません。

チョーキング、色あせ、塗膜が寿命を迎えて出たひび割れ。これらは災害ではないので、保険の対象になりません。

「保険で無料」という業者に注意

家に来た業者から「火災保険で無料になりますよ」と言われることがあります。ここで乗らないでください。

経年の劣化を災害として出せば、保険金の不正請求になります。そして保険会社に書類を出すのは業者ではなく契約者です。責任を負うのはお住まいのご本人です。

災害かどうかを判定するのは、保険会社の調査員です。業者が決める話ではありません。

台風や雪のあとで気になることがあれば、先に保険会社へ連絡してください。そのうえで、保険が下りた範囲で工事をしてもらうのが正しい順番です。

よくあるご質問

利子補給は本当に塗装では使えませんか

使えません。町のページに書かれている対象は「新築、増築又は改築」です。

建築の用語で「改築」は壊して建て直す行為を指します。塗装は「修繕」なので、この3つのどれにも当たりません。

ただ、断定する前に町に確認したい方は、総務課(0274-57-2111)に「外壁塗装の費用は改築に含まれますか」と聞いてみてください。数分で答えが出ます。

住宅改造費補助は使えますか

外壁塗装には使えません。対象工事が手すり設置、段差解消、便所改修、扉の取替え、スペース拡張に限られます。

ただし、浴室やトイレの改修を考えている方で、65歳以上の方や障がい者のいる世帯なら対象になる可能性があります。改造費の3分の1・上限20万円で、5年に1回使えます。

この制度は町のサイトに載っていません。 保健福祉課(0274-57-2111)に直接聞いてください。そして着工前に相談してください。

国の制度は使えませんか

国の住宅省エネ関連の事業は、断熱改修が対象です。外壁の断熱改修を含む工事なら対象になる可能性がありますが、塗装だけでは使えません。

外壁に断熱材を入れる、窓を高断熱のものに替える。こういう工事とセットにする場合は検討の余地があります。遮熱塗料を塗るだけでは、要件を満たしません。

町外の業者に頼んで大丈夫ですか

大丈夫です。神流町には塗装向けの補助金がないので、業者の所在地を問う条件がありません。

ただ、家を見てから金額を出す業者にしてください。 神流町は川沿いや斜面に建つ家が多く、足場の組み方も材料の運び方も1軒ごとに変わります。見ないまま出た数字は、工事が始まってから動きます。

まとめ

結論をおさらい

項目内容
外壁塗装に使える町の補助金なし
定住促進住宅資金利子補給対象は「新築、増築又は改築」。塗装は入らない
住宅改造費補助3分の1・上限20万円、5年に1回(バリアフリーのみ。町サイトに未掲載)
一般リフォーム・空き家改修・耐震・省エネ・太陽光いずれも制度なし
代表電話0274-57-2111

神流町で押さえること

1つ目は、「改築」に塗装が入らないということです。 これは用語の定義の問題です。制度の文言に「修繕」「模様替」「塗装」のどれも出てこない場合、塗装は対象外と考えてください。この見方は他の自治体の制度を見るときにも使えます。

2つ目は、町のサイトを見ただけでは分からないということです。 住宅改造費補助のように、町のサイトに載っていない制度があります。しかも町のページは1年以上更新されていません。県の資料のほうが新しいという逆転が起きています。だから電話が確実です。

3つ目は、足場代をまとめることです。 町の補助金がないぶん、工事費を下げる手段はここに集まります。外壁と屋根を同じ時期にやれば、15万円から25万円の差になります。

まずは北側の壁を見てください

今日できることがあります。

家の北側に回って、壁を手のひらでなでてみてください。

白い粉がつきませんか。緑や黒の汚れが広がっていませんか。塗膜がふくれていませんか。

川の際や谷の北向きに建つ家では、湿気が逃げ場を失います。玄関側がきれいに見えても、裏に回ると話が違うことがあります。

ただ、その汚れが高圧洗浄で落ちる段階なのか、薬剤が必要なのか。ひび割れの幅が0.3ミリを超えているのか。ここは触らないと分かりません。足場をどう組めるかも、現場を見ないと決まりません。

とはいえ、業者に連絡するのは気が重いと思います。一度呼んだら断りづらくなるんじゃないか。まだ何も決めていないのに話が進んでしまうんじゃないか。そう身構えてしまうのは、当然のことです。

うちには営業マンが1人もいません。伺うのは、実際に塗る職人です。その場で契約を迫ることはありません。

見たうえで「来年でも間に合います」とお伝えして帰ることもあります。北面の塗膜がまだ生きているか、シーリングが切れていないか、屋根はあと何年もつか。地上からでは見えないところを確かめて、そのままお話しするのが仕事です。

外壁診断もお見積りも無料です。

まずは、家を見せてください。判断は、そのあとで大丈夫です。

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