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みどり市の外壁塗装に補助金は出る?しかし受付終了している?

「みどり市で外壁塗装をするのに、市の補助金は使えるのかな?」
「市のページを見たけれど、塗装が対象なのか書いていない」

そう思って調べている方に、先にお答えします。

みどり市で外壁塗装に使える補助金はあります。制度名は「みどり市住環境改修補助金」です。補助率は工事費の10分の1、上限10万円。

ページを見ても分からなかったのは、当然です。市のページの本文には、対象工事が**「居室等の床または壁、外壁、基礎、内装について行う改修」**とだけ書かれています。塗装という言葉がありません。

でも、ページの下にある別表のPDFを開くと、こう書かれています。

「外壁の張替、塗装の改修その他の外壁工事」 「屋根の葺替、塗装、防水工事、雨樋の改修その他の屋根工事」

塗装は、はっきり対象です。別表を見ないと分からないだけです。

ただ、お伝えしなければならないことが2つあります。

1つ目は、令和8年度の受付が予算到達で終了していること。 次に使えるのは令和9年度です。

2つ目は、東町にお住まいの方は話が変わること。 東町地内の空き家を改修する場合、最大300万円という別の制度があります。みどり市は、住んでいる場所で使える制度が変わる市です。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に、みどり市もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。2代目の塗装職人です。

みどり市で外壁塗装に使える補助金の中身

まず、制度の全体像を押さえます。

補助率10分の1・上限10万円

みどり市住環境改修補助金は、市民が自宅を改修するときに、その費用の一部を補助する制度です。

項目内容
補助率工事費の10分の1(千円未満切捨)
上限10万円
工事費の下限10万円以上
加算金なし
回数1住宅につき1回限り
窓口都市建設部 建築住宅課 住宅政策係
電話0277-76-2189

根拠は「みどり市住環境改修補助金交付要綱」です。平成29年8月16日の告示で、その後2度改正されています。要綱と別表は、どちらも市のサイトからPDFでダウンロードできます。

別表に「塗装」が2か所出てきます

この制度のいいところは、別表で対象工事が細かく分類されている点です。外装工事の欄を引用します。

【外装工事】 「屋根の葺替、塗装、防水工事、雨樋の改修その他の屋根工事」 「外壁の張替、塗装の改修その他の外壁工事」

屋根塗装も外壁塗装も、どちらも明記されています。さらに内部工事の欄にも「塗装工事」が入っているので、この制度は塗装工事全般を対象にする建て方です。

別表には、このほかにも多くの工事が並んでいます。

建具工事、シャッターや網戸や防犯フィルム、間取りの変更、造付収納、畳や障子やふすまの張替え、断熱改修、浴室・キッチン・洗面・トイレの改修、空調設備、給排水衛生設備、電気設備、オール電化、合併処理浄化槽の布設替え、住宅用火災警報器の設置、バリアフリー化工事、耐震補強工事。かなり幅広く拾われています。

市のページ本文だけでは判断できません

ここが大事なので、もう一度お伝えします。

市の公式ページの本文には「塗装」という語がありません。 書かれているのは「居室等の床または壁、外壁、基礎、内装について行う改修」です。

これを読んで「外壁塗装は違うのかもしれない」と思って諦めた方がいるはずです。実際には別表に明記されていて、対象です。

市のページ本文には塗装の記載がなく、別表のPDFには外装・内部の両方に記載がある。 これが実際の状態です。

窓口に問い合わせるときも、「別表の外装工事に『外壁の塗装の改修』とありますが」と伝えると話が早く進みます。

対象外の工事もあります

別表には、対象にならないものも書かれています。

材料費だけの工事は施工が伴わないので対象外です。電化製品やガス製品の購入だけ、移動や取外しができる機器や家具の購入費も、住宅の改修ではないので入りません。そして併用住宅の非居住部分も対象外です。

ご自宅が店舗兼住宅の場合、住宅部分だけが対象です。見積書で住宅部分と店舗部分を分けてもらう必要があります。

令和8年度の受付はもう終わっています

ここは先にお伝えしておきます。

予算到達により終了しました

市のページには「予算に達したため、令和8年度の申請の受付は終了しました」と記載されています。

受付は令和8年4月1日に始まり、予算がなくなった時点で終わりました。終了した日は公表されていません。 ページの更新日が令和8年10月5日なので、それより前に閉まっていたことになります。

受付は令和8年4月1日に始まり、予算到達で終了しました。終了日も予算額も公表されていません。なお工事の完了期限は、申請した年度の2月末日です。

予算額も採択件数も公表されていないので、何件で埋まったのかは分かりません。ただ「予算がなくなり次第終了」という方式なので、先着順です。

次は令和9年度の4月1日です

令和9年度も同じ制度が実施される前提で考えると、受付開始は4月1日になる見込みです。令和8年度が4月1日開始だったので、その前後と考えておくのが現実的です。

ただし、年度ごとに予算額や要件が変わる可能性があります。来年の春に市のページを確認してください。

「受付開始を待ってから業者を探す」と間に合いません

ここが落とし穴です。

申請書には見積書を添えます。その見積書を出してもらうまでに、家を見てもらって面積を測り、どこをどう直すかを決める作業があります。相見積もりを取るなら、それを社数ぶん繰り返すことになります。

工程かかる期間の目安
業者に連絡して日程を決める数日〜1週間
現地調査1〜2時間(当日)
見積書の作成3日〜1週間
相見積もりで2〜3社比べる2週間〜1か月
業者を決めて申請書類をそろえる1週間

積み上げると、早くて1か月、普通に2か月です。

4月に入ってから動き出すと、見積書ができたころには枠が埋まっている可能性があります。逆に言えば、冬のうちに業者を決めて見積書を持っている方は、4月1日に申請できます。 これが先着順の制度で確実に受け取る方法です。

いくら戻ってくるのか|工事費別の早見表

金額を確認します。

工事費別の早見表

補助額は工事費の10分の1です。千円未満は切り捨てになります。

工事費補助額(10分の1)
10万円1万円
30万円3万円
50万円5万円
80万円8万円
100万円10万円(上限)
150万円10万円(上限)

上限の10万円に達するのは、工事費が100万円を超えたときです。

外壁塗装ならちょうど上限に届きます

一般的な30坪前後の住宅で、外壁塗装にかかる工事費は、おおよそ80万円から120万円です。

工事の内容おおよその工事費補助額
外壁塗装のみ80万〜120万円8万〜10万円
屋根塗装のみ40万〜70万円4万〜7万円
外壁+屋根の塗装100万〜160万円10万円(上限)

外壁塗装だけで、ほぼ上限の10万円に届きます。 外壁と屋根をまとめれば確実に上限です。

1住宅につき1回限りですが、悩む必要はありません

要綱の第7条第2項で、1住宅につき1回限りと定められています。過去にこの補助金を受けている住宅では使えません。

川場村のように上限20万円の制度だと、「1回限りの枠をどの工事で使うか」を考える必要があります。工事費200万円を超える工事でなければ満額に届かないからです。

みどり市は上限10万円で、工事費100万円で到達します。 外壁塗装はちょうどその規模の工事です。

川場村の制度(10パーセント・上限20万円)なら満額に200万円が必要で、外壁塗装だけでは届きません。みどり市(10パーセント・上限10万円)は100万円で届きます。

つまり、みどり市では外壁塗装で枠を使い切るのが自然です。将来の工事のために取っておく意味は薄いです。

ご自宅で過去に使われているかどうかは、建築住宅課(0277-76-2189)に聞けば分かります。見積書を取りに動く前に、ここを先に確かめてください。

あなたは対象になるか|5つの条件

制度の対象になるかを確認します。

申請できる方の条件

市内に住所を有し、実際に居住している個人が対象です。そして世帯全員が市税などを滞納していないことが条件になります。ご自身に滞納がなくても、同じ世帯のどなたかに残っていれば通りません。

過去に本補助金を受けていないことも条件です。これは前章でお伝えした1住宅1回限りの規定にあたります。

居住年数の要件は要綱から見当たりませんでした。転入してすぐの方にも道はありそうですが、断定できないので窓口で確認してください。

住宅の条件

対象になるのは一戸建てまたは併用住宅です。併用住宅の場合、居住部分のみが対象になります。

集合住宅は対象外です。賃貸にしている物件も、ご自身が居住していないので対象になりません。

工事と業者の条件

工事の側の条件は4つです。工事費が10万円以上。施工業者が市内に事務所もしくは事業所を有する法人、または市内に住所を有する個人。申請前に着工していないこと。そして申請年度の2月末日までに工事を完了させること。

施工業者の条件は、要綱の第5条に定められています。**「市内に事務所若しくは事業所を有する法人又は市内に住所を有する個人が施工する」**とあります。

これは「本社」ではなく「事務所もしくは事業所」なので、他の自治体より少し緩い書き方です。ただ、どこまでが認められるかは市の判断です。業者を決める前に、業者名を伝えて建築住宅課に確認してください。

工事着工前の相談が必須です

市のページには「申請前の着工は対象外」「工事着工前に相談が必須」と書かれています。

ここは後戻りできません。工事が始まってからでは、申請を出しても通りません。8万円から10万円が消えます。

業者に「天気がいいうちに始めましょう」と言われても、申請が済んで市から交付決定が出るまでは着工しないでください。

申請の窓口は市役所ではありません

みどり市で意外と引っかかるのが、ここです。

窓口は農林業センターです

建築住宅課 住宅政策係の窓口は、農林業センターにあります。市役所本庁舎ではありません。

場所は農林業センター、課は都市建設部 建築住宅課 住宅政策係、電話は0277-76-2189です。受付時間は8時30分から12時と、13時から17時15分です。

「市役所に行けばいい」と思って出かけると、場所が違います。先に電話して、場所を確認してから行ってください。

郵送はできません

もう1つ、押さえておくことがあります。

申請は直接持参のみで、郵送はできません。

書類を郵便で送って済ませることができないので、必ず窓口まで行く必要があります。しかも受付時間は昼休みで切れています。12時から13時のあいだは受け付けてもらえません。

東町からは片道40分前後かかります

みどり市は、市域が南北に細長い市です。南の笠懸・大間々と、北の東町が、桐生市を挟んだ形で分かれています。

農林業センターは大間々にあります。東町にお住まいの方は、そこまで車で行くことになります。

お住まい農林業センターまで
笠懸・大間々10分〜20分
東町の南側(神戸あたり)25分〜30分
東町の北側(沢入あたり)40分前後

郵送ができないので、書類の不備で2度行くことになると、往復で2時間以上使います。

だから、東町にお住まいの方は特に、行く前に電話で書類を確認してください。 「これから持って行きますが、必要な書類はこれで足りていますか」と聞くだけで、2度足を避けられます。

東町にお住まいなら別の制度があります

ここが、みどり市でいちばん大きな違いです。

東町定住支援空き家改修補助金は最大300万円

東町地内の空き家を改修する場合、別の制度があります。

項目内容
補助率対象工事費の5分の4
基本の上限200万円
子どもの加算18歳未満の子1人につき20万円(上限3人・最大60万円)
転入の加算市外からの転入世帯に40万円
合計の上限最大300万円
対象東町地内の空き家
施工業者市内業者
窓口東支所 東市民生活課 東市民サービス係 0277-76-0984

補助率5分の4で上限300万円です。住環境改修補助金の10万円とは桁が2つ違います。

東町にある空き家を買って、ご家族で移り住む。この条件に当たる方には、使う価値が非常に大きい制度です。

市全域向けの空き家改修補助金もあります

東町以外の空き家にも制度があります。

項目内容
補助率対象工事費の2分の1
上限60万円
加算市外からの転入者1人につき5万円(上限20万円)
条件5年以上市内に住み続けること
施工業者市内業者
受付令和8年4月1日〜予算終了まで(受付中)
窓口建築住宅課 0277-76-2189

こちらは令和8年度の受付が続いています。 住環境改修補助金は終了していますが、空き家改修補助金は終了の告知が出ていません。

外壁塗装が対象になるかは要確認です

ただし、注意点があります。

空き家改修補助金と東町定住支援空き家改修補助金は、どちらも要綱に「塗装」「外壁」「屋根」という語がありません。 対象工事は「改修に係る工事」と包括的に書かれているだけで、別表もありません。

住環境改修補助金とは構造が違います。住環境改修補助金には別表があって塗装が明記されていますが、空き家向けの2つにはそれがありません。

住環境改修補助金には別表があり、塗装が明記されています。空き家改修補助金と東町定住支援空き家改修補助金には、別表も塗装の明記もありません。

空き家の改修で外壁塗装を含めたい場合は、見積書を作る段階で窓口に確認してください。 東町なら東市民生活課(0277-76-0984)、それ以外なら建築住宅課(0277-76-2189)です。

どの制度に当たるかで桁が変わります

今住んでいる家の塗り替えなら住環境改修補助金で上限10万円。市内の空き家を買って住むなら空き家改修補助金で上限60万円+加算20万円。そして東町の空き家を買って住むなら、東町定住支援空き家改修補助金で最大300万円です。

同じみどり市でも、10万円と300万円の差があります。ご自身がどれに当たるかを間違えないでください。

受付中の制度と、塗装に使えない制度

令和8年度の状況を整理します。

受付中のもの

制度内容状況
空き家改修補助金2分の1・上限60万円受付中
東町定住支援空き家改修補助金5分の4・上限200万円(加算で最大300万円)受付中
住宅用脱炭素推進補助金設備ごとに1万〜15万円受付中(令和9年2月28日まで)
木造住宅耐震改修補助金5分の4・上限100万円先着1件(令和8年10月30日まで)

木造住宅耐震改修補助金は、補助率5分の4・上限100万円という大きな制度ですが、先着1件です。枠が1件しかありません。昭和56年以前の木造住宅にお住まいで耐震改修を考えている方は、来年度の4月1日に動く必要があります。

遮熱塗装は脱炭素推進補助金の対象外です

ここで誤解されやすい点があります。

住宅用脱炭素推進補助金は、太陽光発電、蓄電池、LED、EV、充電設備、V2H、おひさまエコキュート、宅配ボックス、ペレット・薪ストーブなどが対象です。

対象設備が列挙されていて、そこに塗装は入っていません。 断熱塗装も遮熱塗装も対象になりません。

遮熱塗料そのものを否定しているのではありません。夏に2階が暑くてたまらないという方には、体感で分かる効果があります。この制度では拾えないという、それだけの話です。

窓口は市民部 SDGs推進課(0277-76-0985)で、建築住宅課とは別です。

終了したもの

空き家除却補助金(2分の1・上限30万円)は、令和8年度の受付が終了しています。こちらは解体の制度なので、塗装には使えません。

市の南と北で気候がまったく違います

ここから、みどり市の土地の話をします。

笠懸・大間々は赤城おろしが通ります

みどり市の南部、笠懸と大間々は、赤城山の東麓にあたります。標高はおおよそ80メートルから200メートルです。

この一帯の特徴は、冬の風です。北西から赤城おろしが吹き下ろします。大間々扇状地は遮るものが少ないので、風がまっすぐ通ります。

この風は空気だけを運んでくるわけではありません。砂やほこりを巻き上げて壁にぶつけます。長年それを受けた壁は、塗膜の表面が紙やすりをかけたように薄くなっていきます。

方角傷みやすさの傾向
北面・北西面風と砂塵で塗膜が削られる
南面・西面紫外線で色あせ、チョーキングが早い
東面比較的傷みが遅い

畑に面した家、周りに建物がない家は、風の当たりが強くなります。同じ家でも北西の面だけ塗膜が薄くなっている、というのはよく見ます。

東町は雪と凍害です

一方、北部の東町は山間部です。標高は300メートルから800メートルまで上がります。草木ダムの周辺、沢入のあたりはさらに高くなります。

ここでは雪が降り、凍害が起きます。

外壁に染み込んだ水が夜に凍って膨張し、日中に融ける。これが冬のあいだ繰り返されると、塗膜が浮き、モルタルの表面が剥がれ落ちます。

塗膜が風船のようにふくれているなら、その裏に水が回っています。表面が砂のようにぽろぽろ落ちるなら、凍害が表層を壊しています。北面ばかり傷んでいるのは、日が差さず凍ったまま次の夜を迎えるからです。雨樋が曲がっていれば、落雪か凍結のしわざです。

同じ市内で下地処理が変わります

笠懸・大間々と東町では、やるべき下地処理が違います。

笠懸・大間々なら、風で削られた塗膜をしっかり落として下塗りの密着を確保することが要点です。東町なら、凍害で傷んだ表層の除去、ひび割れの充填、シーリングの打ち替えが先に来ます。

東町の家で、平野部と同じ工程を組むと足りません。凍害で傷んだ部分は、表層を削り落としてから塗らないと、上から塗っても浮いてきます。

業者に見てもらうときは、お住まいの地区を先に伝えてください。 「東町の○○です」と言えば、慣れた業者なら最初から凍害を前提に壁を見ます。向こうから聞いてこなければ、こちらから言ってしまって構いません。

塗れる時期も違います

塗料には使える気象条件があります。気温5度未満、湿度85パーセント超では塗れません。

地域塗装できる時期の目安
笠懸・大間々3月下旬〜12月上旬
東町の南側4月中旬〜11月中旬
東町の北側5月〜10月下旬

東町の北のほうは、笠懸・大間々より2か月以上短くなります。工期の計画が変わります。

令和9年度に向けて今から準備すること

来年度の受付を狙うなら、やっておくことが4つあります。

秋から冬のうちに業者を決める

時期やること
10月〜12月業者に連絡して現地調査を受ける
12月〜1月相見積もりを比べて業者を決める
1月〜3月見積書を確定させ、書類をそろえる
4月1日受付開始。窓口に持参
春〜秋工事

塗装屋の手が空きやすいのは、秋から冬にかけてです。この時期なら現地調査の日取りも融通が利き、質問にも時間をかけて答えてもらえます。春に入ってから声をかけると、どこも現場が詰まっていて順番待ちになります。

別表を印刷して持っていく

これは地味ですが効きます。

市のページの本文には塗装の記載がありません。窓口で「外壁塗装は対象ですか」と聞いたとき、担当の方がすぐ答えられるように、別表のPDFを印刷して持っていくといいです。

該当する行はこの2つです。

「屋根の葺替、塗装、防水工事、雨樋の改修その他の屋根工事」 「外壁の張替、塗装の改修その他の外壁工事」

見積書に入れてもらうこと

項目理由
工事の箇所(外壁・屋根を分けて)どの工事が対象か判断されるため
塗装面積工事の規模を示すため
足場代を別項目に対象工事費の範囲が明確になるため
塗料の商品名と使用量工事内容の確認と相見積もりの比較のため
住宅本体と外構を分ける塀・門・カーポートは住宅の改修ではないため
併用住宅なら住宅部分と店舗部分を分ける非居住部分は対象外のため

最後の1つは、店舗兼住宅の方には必須です。別表で「併用住宅の非居住部分」が対象外と定められています。

市税と過去の受給を確認する

市税などの滞納がないことは、世帯全員にかかる条件です。心配な方は、申請の前に市で確認しておいてください。

そして、ご自宅で過去にこの補助金を受けていないかも確認してください。1住宅につき1回限りなので、ここが引っかかると見積書を取った手間が無駄になります。

どちらも建築住宅課(0277-76-2189)への電話で確認できます。

補助金を待たずに総額を下げる方法

令和8年度に間に合わなかった方、条件に当てはまらなかった方へ。

外壁と屋根をまとめて足場代を1回にする

どの見積書にも足場代という項目があります。15万円から25万円です。

この足場代は、外壁のときと屋根のときで別々に請求されます。外壁を塗った3年後に屋根を塗ると、もう1回払うことになります。まとめれば1回分、別々なら2回分。15万円から25万円の差です。

補助金の上限10万円より大きい金額です。

東町のように雪のある地域では、雨樋や板金の傷みも出ます。これも足場が必要な工事なので、同じタイミングでやるほうが合理的です。

相見積もりで見るべきところ

同じ家を同じように塗るのでも、出てくる金額は業者ごとに違います。ただ、合計額だけを見て安いほうに決めると後悔します。

確認する項目見るところ
塗る回数下塗り・中塗り・上塗りの3回が入っているか
塗料の商品名具体的な商品名が書いてあるか
使用量何缶使うかが書いてあるか
下地処理ケレン、シーリングの打ち替えが別項目か
凍害の処理(東町の場合)傷んだ表層の除去が入っているか

東町にお住まいの方は、最後の1つを必ず確認してください。凍害で傷んだ外壁に、表層の処理をせずに塗る見積書が出てくることがあります。

塗料は「あと何年住むか」から選ぶ

塗料にはグレードがあります。ウレタンは8年から10年、シリコンは10年から15年、ラジカル制御型は12年から16年、フッ素は15年から20年が目安です。30坪あたりの費用は60万円から140万円の幅があります。

選ぶ基準は、この家にあと何年住むかです。20年を見ているなら、長くもつ塗料で一度に済ませたほうが、安い塗料で2周するより総額が下がります。足場を1回しか組まないからです。10年後に住み替える予定なら、高いグレードは最後まで使い切れません。

なお東町のような凍害のある地域では、どのグレードでも平野部の目安より短くなります。塗料のグレードより、下地処理にお金をかけたほうが持ちます。

よくあるご質問

市のページに塗装と書いていないのに、本当に対象ですか

対象です。別表のPDFに「外壁の張替、塗装の改修その他の外壁工事」と明記されています。

本文の要約には塗装が入っていないだけです。別表が正式な対象工事の一覧なので、こちらが根拠になります。

心配な方は、別表を印刷して建築住宅課(0277-76-2189)に確認してください。

令和9年度は必ず実施されますか

市から正式な発表が出ているわけではありません。これまで毎年度続いてきた制度ですが、予算の枠や条件が組み替わることはあります。

来年の4月に入ったら、市のページを確認してください。「みどり市 住環境改修補助金」で検索すれば出てきます。

東町の制度は、今住んでいる家にも使えますか

使えません。東町定住支援空き家改修補助金は、東町地内の空き家を対象にした制度です。

空き家の定義や、どこまでが東町地内かは、東市民生活課(0277-76-0984)で確認してください。

今お住まいの家の塗り替えは、住環境改修補助金のほうになります。

郵送できないのは本当ですか

市のページに「直接提出のみ」と記載されています。郵送での受付はできません。

受付時間は8時30分から12時、13時から17時15分です。昼休みは受け付けてもらえません。窓口は農林業センターで、市役所本庁舎ではありません。

東町からは片道40分前後かかる方もいます。行く前に電話して、書類が足りているか確認してから出かけてください。

まとめ

制度の内容をおさらい

項目内容
制度名みどり市住環境改修補助金
補助率工事費の10分の1(千円未満切捨)
上限10万円
工事費の下限10万円以上
外壁塗装対象(別表に「外壁の塗装の改修」と明記)
回数1住宅につき1回限り
施工業者市内に事務所・事業所を有する法人、または市内に住所を有する個人
令和8年度予算到達により受付終了
工事の完了期限申請年度の2月末日
窓口建築住宅課 住宅政策係(農林業センター)0277-76-2189
提出方法直接持参のみ。郵送不可

お住まいで使える制度が変わります

あなたの状況制度上限
今住んでいる家の塗り替え住環境改修補助金10万円
市内の空き家を買って住む空き家改修補助金60万円+加算20万円
東町の空き家を買って住む東町定住支援空き家改修補助金最大300万円

みどり市は、同じ市内で10万円と300万円の差がある市です。ご自身がどれに当たるかを間違えないでください。

令和9年度に間に合わせるために

令和8年度の枠は埋まりました。次は令和9年度、4月1日の受付開始です。予算がなくなり次第終了なので先着順です。

4月1日に窓口に持参できる状態で冬を越すのが、確実に受け取る方法です。そのためには、秋から冬のうちに業者を決めて見積書を用意しておくことになります。

まずは家の状態を知ってください

来年度まで待って10万円を受け取るほうがいいのか、待たずに今やったほうがいいのか。これは家の状態で変わります。

チョーキングや色あせだけなら、半年は待てます。シーリングが切れていたり、東町のお住まいで凍害が進んでいたりすると、冬を越すあいだに工事の範囲が広がって、10万円では埋まらないほど費用が上がることがあります。

この判断は、家を見ないとできません。

とはいえ、業者に連絡するのは気が重いと思います。一度呼んだら断りづらくなるんじゃないか。まだ何も決めていないのに話が進んでしまうんじゃないか。そう身構えてしまうのは、当然のことです。

うちには営業マンが1人もいません。伺うのは、実際に塗る職人です。その場で契約を迫ることはありません。

見たうえで「急ぐ状態ではありません」とお伝えして帰ることもあります。北西面の塗膜がどれだけ薄くなっているか、凍害が下地まで達しているか、シーリングが生きているか。足場に上がらないと見えないものを見て、そのままお伝えするのが仕事です。

外壁診断もお見積りも無料です。

まずは、家を見せてください。判断は、そのあとで大丈夫です。

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