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太田市の屋根塗装に使える補助金は最大20万円戻る!

「屋根の塗り替えを考えているんだけど、太田市から補助は出るんだろうか?」

結論から先にお伝えします。

太田市で屋根塗装に使える補助金はあります。制度名は「太田市住宅リフォーム支援事業補助金」。

補助率は工事費の30パーセント、上限20万円です。群馬県内でもかなり高い水準で、塗料の性能要件は1つも付いていません。 遮熱塗料でなくても対象です。

ただ、お伝えしておかなければならないことがあります。令和8年度の受付は、予算に達して終わりました。 本来は令和9年1月29日までの予定でしたが、4月21日に始まって早期に締め切られています。

そしてもう1つ。この制度には、太田市だけの大きな関門があります。市に登録された業者でないと、補助金が使えません。 市内に本店があるだけでは足りません。

市は約393社の登録業者一覧をPDFで公開していて、そこには工事区分ごとに●が付いています。屋根塗装を頼むなら、どの区分に●がある業者を選ぶべきかが決まっています。

だからこの記事では、制度の中身と令和9年度に向けた段取りに加えて、登録業者一覧の読み方と、対象工事に入っている破風や雨どいの話までお伝えします。読み終わるころには、自分が対象になるのか、どの業者に声をかければいいのかが分かるはずです。

書いているのは、高崎市片岡町を拠点に太田市もまわって塗装をしているヤマトリフォームの登丸です。父の代から続く塗装店の2代目で、20年以上この仕事をしています。

【結論】屋根の塗装は塗装区分で対象になります

まず、対象かどうかの根拠から押さえます。

工事区分表に屋根の塗装改修とあります

太田市の対象工事は、ホームページの本文には書かれていません。

書かれているのは、そのページから配られているパンフレットPDFと申請ガイドブックPDFのほうです。そこに工事区分表があります。

工事区分工事内容
屋根屋根の葺替・棟瓦の積直・破風・雨樋改修
防水ウレタン防水・FRP防水・シート防水・シーリング打替改修
外壁外壁の張替改修、足場工事
塗装屋根・外壁・内装の塗装改修
その他上記全ての工事に関連して行う仮設工事、取外再設置工事及び解体工事等

「塗装」の行に「屋根」が書かれています。 屋根を塗る工事が対象になるかどうかで、悩む必要はありません。

ホームページだけを見て「屋根の記載がないから対象外か」と判断してしまう方がいます。見るべきはPDFです。

屋根区分と塗装区分は別の行です

ここが太田市の制度を理解する鍵になります。

屋根に関する工事は、2つの区分にまたがって書かれています。

やりたい工事どの区分に入るか
屋根を塗り替える塗装
屋根を葺き替える屋根
棟瓦を積み直す屋根
破風を直す屋根
雨どいを交換する屋根
足場を組む外壁(または その他の仮設工事)

屋根塗装は「屋根」区分ではなく「塗装」区分です。 直感に反しますが、市の表記がそうなっています。

この区分の違いが、後ほど出てくる登録業者の選び方に直結します。

塗料の性能要件はありません

もう1つ確認しておきます。

申請ガイドブック、パンフレット、市が公開しているQ&Aのどれにも、塗料の性能やグレードに関する条件は書かれていません。

遮熱塗料でなければいけない、日射反射率がいくら以上、といった縛りがないということです。一般的なシリコン塗料を使っても対象です。

群馬県内では渋川市が「断熱または遮熱性能があるもの」を条件にしています。太田市にはその縛りがありません。塗料は補助金の都合ではなく、家の都合で選べます。

【重要】令和8年度は予算に達して終了しました

日程を押さえてください。

受付は4月21日に始まりました

市のページの原文です。

「予算に達したため、令和8年度の受付は終了しました。」

項目内容
受付開始令和8年4月21日(火)
本来の期限令和9年1月29日(金)
実際予算に達して終了
予算額8,000万円

期限より予算で終わる制度です

パンフレットにはこう書かれています。

「※受付期間中であっても、予算に達し次第受付を締め切ります(予算8000万円)。」

本来の期限は令和9年1月29日でした。9か月以上ある受付期間が、予算で先に閉じたことになります。

つまりこの制度は、期限を見ていても意味がありません。受付開始の直後に動けるかどうかで決まります。

令和9年度について市の発表はありません

令和9年度の実施について、市は現時点で何も公表していません。

ただ、令和8年度は4月21日に受付が始まりました。同じ形になるとすれば、4月の頭には市のページを確認しておく必要があります。

そして後ほど説明しますが、申請するのは施主ではなく登録業者です。受付が始まってから業者を探すのでは間に合いません。冬のうちに屋根を見てもらい、登録業者に見積書を作ってもらっておく。 これが現実的な備えです。

登録業者でないと使えません

太田市でいちばん間違いが起きる部分です。

市内業者というだけでは足りません

市のページにこう書かれています。

「登録業者でないと本補助金は利用できません。」

市が公開しているQ&Aでは、さらにはっきりしています。市内に本店がある、市内に事業所がある、それだけでは不可です。 市への登録を済ませている業者でなければなりません。

よくある誤解が3つあります。市内の業者なら使えるというのは誤りで、登録が必要です。

市が良い業者を紹介してくれることもありません。斡旋はしない方針です。

そして登録業者だから技術が保証されている、というのも違います。

市は登録について「施工技術の評価ではない」と明言しています。登録業者だから腕がいい、という意味ではありません。

約393社の一覧が公開されています

市は登録業者の一覧をPDFで公開しています。令和8年度は約393社が掲載されていました。

一覧は2種類あります。

一覧は五十音順と行政地区順の2種類です。業者名が分かっているなら五十音順、家の近くで探すなら行政地区順を見てください。

どちらにも、業者名、電話番号、住所、代表者名、行政地区、そして工事区分が載っています。

下請けは市内外を問いません

もう1つ、知っておくと役に立つ運用があります。

市のQ&Aによれば、下請けの業者は市内外を問いません。

屋根の工事では、棟板金の交換や板金の修理を専門の業者に出すことがあります。元請けが登録業者であれば、下請けがどこの業者であっても制度上の問題にはなりません。

ただし申請するのは元請けの登録業者です。ここは動かせません。

一覧の工事区分で屋根と塗装を見てください

この章が、太田市の記事でいちばんお伝えしたいところです。

12の工事区分に●が付いています

登録業者一覧には、業者ごとに工事区分の列があります。その業者が扱う区分に●が付く仕組みです。

区分は12個あります。

区分は、屋根、防水、外壁、建具、内装、塗装、タイル、畳、増築、構造、水回、電気の12個です。

393社すべてが全部の区分を扱うわけではありません。水回りが専門の業者、内装が専門の業者も同じ一覧に載っています。

屋根塗装なら塗装の●が要ります

先ほど確認したとおり、屋根塗装は「塗装」区分です。

やりたい工事一覧で見るべき●
屋根の塗り替えだけ塗装
屋根と外壁をまとめて塗る塗装
屋根を塗って雨どいも替える塗装 と 屋根
棟瓦を積み直す屋根
屋根を葺き替える屋根
葺き替えたうえで外壁も塗る屋根 と 塗装

屋根塗装だけなら「塗装」に●があれば足ります。 「屋根」の●がなくても構いません。

逆に、雨どいの交換や棟瓦の積み直しを一緒にやるなら、「屋根」にも●が必要になります。

電話する前に一覧で確かめてください

やることは単純です。

一覧PDFを開いて、気になる業者の行を見る。そこに必要な区分の●が付いているかを確かめる。それだけで、無駄な見積もりが1件減ります。

「うち、太田でずっとやってますから大丈夫ですよ」と言われても、登録されていなければ補助金は出ません。契約の前に、一覧で名前を探してください。

分からなければ、まちづくり推進課 空家対策係(0276-47-1955)に電話して業者名を伝えれば確認してもらえます。

破風と雨どいも対象工事に入っています

屋根の工事区分には、塗装以外のものも入っています。ここが見落とされがちです。

破風は屋根でいちばん先に傷みます

工事区分表の「屋根」の行に、破風という語があります。

破風は、屋根の妻側(三角に見える側)の端に取り付けてある板です。屋根の斜めのラインに沿って付いている、あの板のことです。

似た部位が3つあります。破風は屋根の妻側の端にあって、風と雨の吹き込みを防ぎます。

鼻隠しは軒先の端にあり、雨どいを取り付ける下地になります。軒天は軒の裏側の板です。

破風は、屋根で最初に傷む場所のひとつです。

理由は単純で、ここだけ雨の当たり方が違うからです。屋根の面は瓦やスレートで守られていますが、破風は板がむき出しです。

しかも横殴りの雨をまともに受けます。

古い家の破風は木でできています。塗膜が切れると水を吸い、やがて腐ります。腐った破風は塗っても直りません。 板金を巻くか、交換することになります。

屋根を塗るときは、破風と鼻隠しを一緒に見てもらってください。

雨どいの交換は足場があるうちに

「屋根」の区分には雨樋改修も入っています。

雨どいは、紫外線で硬くなって割れます。寿命はおおむね20年から25年です。

屋根の塗り替えが2回目に差しかかるころ、雨どいも寿命を迎えます。

雨どいの症状起きていること
雨の日に途中から水があふれる落ち葉やごみが詰まっている
一部がたわんでいる金具が外れたか 勾配が狂っている
触ると割れる・欠ける紫外線で樹脂が劣化している
継ぎ目から漏れている接着が切れている

雨どいの交換には足場が要ります。屋根を塗るときに一緒にやれば、足場代が1回で済みます。

足場代はおおむね15万円から25万円かかります。あとから雨どいだけのために足場を組むと、この金額がまるまる余分にかかります。

軒天のシミは雨漏りのサインです

もう1つ、地上から見えるのに見落とされる場所があります。軒天です。

軒の裏側、下から見上げると見える板のことです。ここに茶色いシミが出ていたら、屋根か雨どいのどこかから水が回っています。

茶色いシミが出ていれば、屋根か谷板金から雨が入っています。ベニヤが浮いているなら、長い期間にわたって水が回っています。

黒いカビは湿気がこもっているサインです。

軒天は、屋根の異常が最初に表に出る場所です。 屋根そのものは見えませんが、軒天なら庭から見上げるだけで分かります。

シミを見つけたら、塗装の前に原因を突き止めてもらってください。塗ってふさいでも、水は止まりません。

いくら戻るのか|工事費10万円以上から

金額の話です。

補助率30パーセント・上限20万円

項目内容
補助率補助対象額の30パーセント(千円未満切捨)
上限20万円
下限補助対象工事費が10万円以上

下限が10万円と低いので、部分的な工事でも使えます。雨どいの交換だけ、破風の補修だけ、という工事でも10万円を超えれば対象になります。

ただし諸経費、設計費、事務手数料、振込手数料は対象外です。

工事費別の早見表

工事費補助額
10万円3万円
30万円9万円
50万円15万円
67万円20万円(上限)
100万円20万円(上限)

上限に届くのは、工事費が約67万円を超えたときです。

屋根だけでは上限に届かないことがあります

一般的な30坪ほどの住宅なら、屋根塗装の工事費は40万円から70万円の幅に収まります。

足場を組み、高圧洗浄で苔と古い塗膜を落とし、下塗りから上塗りまで重ねる。棟板金の補修や破風の塗装が入れば、もう少し上がります。

工事の内容おおよその工事費補助額
屋根塗装のみ40万〜70万円12万〜20万円
屋根塗装+雨どい交換55万〜90万円16万〜20万円
屋根と外壁を同時に100万〜160万円20万円(上限)

この制度は5年度に1回しか使えません。 屋根だけで使うと、外壁のときには使えません。

屋根も外壁も同じだけ日と雨を受けているので、傷み方が揃うことが多いです。両方見てもらってから、どう使うかを決めてください。

OTACOで受け取るということ

太田市ならではの部分です。

現金は選べません

市のガイドブックの表記です。

「補助金の交付には太田市デジタル金券(OTACO)会員コードが必要となります。」

交付は太田市のデジタル金券「OTACO」で行われます。現金との選択はできません。

市のQ&Aには、現金ではなくOTACOで支給する理由として、補助金を市内で使ってもらい地域経済への波及効果を狙うという趣旨が書かれています。

アプリと磁気カードがあります

原則はスマートフォンのアプリ型です。

スマートフォンがない場合は磁気カード型が用意されています。定額カードへの交付はできません。

スマートフォンをお持ちでない方は、完了報告の前に市へ連絡が必要です。 あとから言っても間に合いません。

ご高齢のご両親の名義で申請する場合は、ここを先に確認しておいてください。

市内で使う前提の制度です

OTACOは太田市内の加盟店で使えるデジタル金券です。

20万円が戻ってくるといっても、それは太田市内で使えるお金として戻ってきます。現金が手元に増えるわけではありません。

太田市内で日常の買い物をする方、市内に行きつけの店がある方なら、何の問題もありません。買い物が市外中心の方は、使いどころを考えておく必要があります。

ここは好みが分かれるところだと思います。20万円分のOTACOを使い切れるかどうかを考えてから申請してください。

付与は完了報告から概ね1か月後で、手続きは不要です。自動で付きます。

あなたは対象になるか|5つの条件

ここを最初に確認してください。どれか1つでも外れていると、そのあとの準備がすべて無駄になります。

築10年以上であること

建物の条件です。申請日の前日の時点で築10年以上であることが必要です。

築年数が足りない場合は待つしかありません。ただし屋根の傷みは待ってくれないので、塗り替えの時期が来ているなら制度を待たずに塗ってください。

2年以上続けて住んでいること

申請日の前日の時点で、その建物に2年以上継続して居住していることが条件です。

買ったばかりの中古住宅、引っ越してきたばかりの家は対象になりません。

また相続などで名義の変更が終わっていない場合も申請できません。登記を先に済ませてください。

5年度に1回という間隔があります

回数の条件です。

条件内容
年度内申請は1回限り
間隔過去5年度(申請年度を除く)に交付を受けていないこと
対象申請者と住宅の両方で判定

5年度あけないと2度目は使えません。 そして申請者だけでなく住宅のほうでも見られます。

複数の登録業者に別々の工事を頼む場合でも、申請は1つにまとめる必要があります。

世帯全員の市税が完納されていること

所有者と住民票上の世帯全員に市税等の滞納がないことが条件です。

ここは厳しめで、分納では足りません。完納が必要です。

ご自身に滞納がなくても、同居のご家族に未納があれば通りません。思い当たることがあれば、先に確認してください。

住宅用火災警報器が設置されていること

意外に知られていない条件です。

住宅用火災警報器が設置済みであること、または工事の完了までに設置することが求められます。

必要なのは、すべての寝室です。寝室が2階以上にある場合は、その階の階段踊り場にも要ります。

屋根塗装の見積もりとは関係のない話に見えますが、条件は条件です。古い家ほど未設置のことがあります。 工事の前に確認しておいてください。

なお所得制限については、市の公開資料に記載が見当たりません。気になる場合は窓口で確認してください。

申請から交付までの流れ

手続きの話です。

申請するのは施工業者です

太田市の制度は、施主が自分で申請するものではありません。

手順やること誰が
1交付申請(着工前)登録業者
2交付決定通知を受け取る施主
3着工 → 工事完了業者
4代金の精算払い施主
5完了報告登録業者
6確定通知 → OTACO付与施主

申請と完了報告は登録業者が行います。施主がやるのは、業者を選ぶことと、お金を払うことです。

だからこそ業者選びが重要になります。手続きに慣れていない業者だと、書類で止まります。

交付決定前の着工は対象外です

ここは絶対に動かせません。

交付決定通知の発行日より前に着工した工事は、対象外になります。市のQ&Aに明記されています。

契約そのものは申請の前に結んで構いません。できないのは、交付決定の前に前払いをすることと、交付決定の前に着工することです。

契約は先にできますが、着工と支払いは交付決定を待ってください。

交付決定までは申請から概ね2週間から1か月かかります。足場の予定を押さえたくなりますが、通知が届くまで待つ必要があります。

なお雨漏りなどで急ぐ場合は、事前に市へ相談することができます。

完了報告は15日以内または2月末日です

工事が終わったあとの期限です。原文を引きます。

「工事の完了日の翌日から15日以内または2月末日までのいずれか早い日までに完了報告書を提出すること」

15日以内という期限は短いです。 しかも完了日は工事が終わった日ではなく、代金の精算払いをした日で判定されます。振込受付書やATMの利用明細の日付です。

注意点内容
完了日の定義代金の精算払いをした日
期限完了日の翌日から15日以内
もう1つの期限2月末日(早いほうが優先)
15日目が土日祝翌開庁日まで

そして交付決定後に工事費が上がっても増額はされません。 下がった場合は減額されます。屋根は上がってみて分かることがあるので、ここは頭に入れておいてください。

太田の屋根は日射と西風で傷みます

太田の土地の話です。

夏の最高気温は39.9度に達します

太田市の統計書に、市の消防本部敷地内で観測した気象データが載っています。

項目令和6年
年平均気温16.6度
最高極39.9度(7月)
最低極マイナス7.1度
年間降水量1,062.0ミリ

40度に迫る暑さです。

気温が39.9度のとき、屋根の表面はそれよりはるかに高くなります。濃い色の屋根なら75度前後に達します。

そして夜には20度台まで下がります。

1日で50度以上の温度差です。塗膜は熱で膨張し、冷えて収縮する。

これが夏の間ずっとくり返されます。

3月に西から24.8メートルの風が吹きました

同じ統計書に、風のデータもあります。

令和6年の最大風速は24.8メートル、風向は西。記録されたのは3月です。

冬から早春にかけて、群馬には西寄りの季節風が吹きます。その風が屋根に当たり続けます。

風が効く場所起きること
棟板金釘が少しずつ押し出される
破風横殴りの雨を受け 塗膜が切れる
雨どい金具が緩み たわむ
軒天吹き上げで板が浮く

風の被害は、屋根の面ではなく「ふち」に出ます。 棟、破風、軒先、雨どい。どれも屋根の端です。

だから太田で屋根を見てもらうときは、面だけでなく端を見てもらってください。

雨が少ない土地の屋根です

年間降水量は1,062ミリでした。全国平均のおよそ1,700ミリと比べると、かなり少ない土地です。

雨が少ないことは、屋根にとって一長一短です。

雨が少ないと屋根への影響
濡れている時間が短い苔やカビは出にくい
汚れが流れないほこりや砂が残る
乾燥が続く塗膜が硬くなりやすい

苔が出にくいのは利点です。山間部の家では北面に苔が広がりますが、太田ではあまり見ません。

そのかわり、夏の熱と冬の乾燥で塗膜が硬化していきます。 硬くなった塗膜は下地の動きについていけず、細かいひび割れから剥がれます。

よくあるご質問

遮熱塗料でないと対象になりませんか

なりません。太田市の制度に塗料の性能要件はありません。

ガイドブック、パンフレット、Q&Aのどこにも、塗料の性能やグレードに関する条件が書かれていません。通常のシリコン塗料でも対象です。

ただし遮熱塗料そのものには意味があります。最高気温が39.9度に達する土地なので、2階の暑さが悩みなら検討する価値はあります。

価格差は30坪前後の屋根で5万円から10万円ほどです。

日本瓦ですが塗ったほうがいいですか

必要ありません。日本瓦(釉薬をかけた和瓦)は、瓦自体が長くもちます。

塗膜で守るという考え方が要らない屋根材です。塗ったところで効果はなく、むしろあとで剥がれてきます。

ただし太田市の制度には「屋根」区分があり、そこに棟瓦の積直が入っています。瓦の家で傷むのは瓦ではなく棟です。

漆喰が崩れて棟が歪んでいるなら、積み直しで制度を使う道があります。

その場合、一覧で見るべきは「塗装」ではなく**「屋根」の●**です。

雨どいだけの交換でも使えますか

対象工事費が10万円以上なら使えます。下限が低いので、部分的な工事でも通ります。

ただし5年度に1回しか使えない制度です。雨どいだけで使ってしまうと、屋根や外壁を塗るときに使えません。

雨どいの交換には足場が必要なので、屋根の塗り替えと一緒にやるほうが足場代も1回で済みます。急ぎでなければまとめてください。

登録業者かどうかはどうやって調べますか

市が公開している登録業者一覧のPDFで確認できます。五十音順と行政地区順の2種類があります。

名前が見つからない場合や、表記が分からない場合は、まちづくり推進課 空家対策係(0276-47-1955)に業者名を伝えれば確認してもらえます。

契約書にハンコを押す前に、この確認をしてください。 登録されていない業者に頼んでしまうと、どれだけ条件を満たしていても補助金は出ません。

まとめ

制度の内容をおさらい

項目内容
制度名太田市住宅リフォーム支援事業補助金
補助率補助対象額の30パーセント(千円未満切捨)
上限20万円
下限補助対象工事費10万円以上
屋根塗装対象(工事区分「塗装」に「屋根・外壁・内装の塗装改修」)
屋根の他の工事葺替・棟瓦の積直・破風・雨樋改修(工事区分「屋根」)
性能要件なし。遮熱塗料でなくても可
業者市の登録業者であること。市内業者というだけでは不可
建物築10年以上。2年以上継続して居住
市税世帯全員が完納(分納は不可)
その他住宅用火災警報器の設置
回数年度内1回。過去5年度に受給がないこと
交付OTACO限定。現金は不可
申請登録業者が行う。交付決定前の着工は不可
完了報告完了日の翌日から15日以内 または2月末日の早いほう
令和8年度4月21日開始。予算に達して終了
窓口まちづくり推進課 空家対策係 0276-47-1955(本庁舎7階)

太田市で押さえる3つのこと

1つ目は、登録業者でなければ使えないことです。 市内に本店があるだけでは足りません。約393社の一覧が公開されているので、契約の前に名前を探してください。

2つ目は、一覧の工事区分を見ることです。 屋根塗装は「塗装」区分なので、見るべきは「塗装」の●です。雨どいや棟瓦も一緒にやるなら「屋根」の●も要ります。

3つ目は、冬のうちに動くことです。 令和8年度は予算に達して終わりました。申請するのは登録業者なので、受付が始まってから業者を探すのでは遅すぎます。

まずは屋根の端を見せてください

自分の家でありながら、屋根だけは見た記憶がない。そういう場所です。

そして太田では、壊れるのは屋根の面ではなく端のほうです。 棟板金の釘が押し出されていないか。破風の塗膜が切れて木が水を吸っていないか。

雨どいがたわんでいないか。軒天にシミが出ていないか。

軒天だけは、庭から見上げれば分かります。茶色いシミがあれば、どこかから水が回っています。

とはいえ、塗装屋に電話をかけるのは気が重いものだと思います。一度来てもらったら断りにくい。

決めていないのに、流れで決まってしまいそうだ。そう身構えるのは当たり前のことです。

うちには営業担当がおりません。見積りに伺うのも塗るのも、同じ職人です。

その日に契約の話は持ち出しません。

屋根に上がって、傷んでいる箇所を1枚ずつ撮ります。下りてからタブレットでお見せしながら説明します。

「まだ数年は手を入れなくて大丈夫です」とお伝えして帰ることもあります。破風が腐っていれば「塗るのではなく板金を巻いたほうがもちます」と申し上げます。

撮った写真をお見せして説明するだけですから、話を膨らませる余地がありません。

片岡町が拠点ですので、太田市内へも伺います。診断もお見積りも、料金はいただいておりません。

まず、屋根を見せてください。決めるのはそのあとで結構です。

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